見た目はそっくりな日立の紙パック式掃除機、CV-KP900PとCV-KP300P。
実は中身のコンセプトが全く違います。
結論から言うと、「軽さと排気のきれいさ」ならCV-KP900P、「圧倒的な吸引力」ならCV-KP300Pを選べば間違いありません。
価格差は約5,000円。
面白いことに、上位モデルであるCV-KP900Pのほうが、吸込仕事率(パワーの数値)が低いという逆転現象が起きています。
理由はシンプルで、数値には出ない「快適さ」や「清潔機能」にコストをかけているからです。
カタログだけでは分かりにくい、5つの決定的な違いを解説します。
自分に合うのは「パワーの300P」か「快適の900P」か。
S店長元家電量販店店長の視点から、あなたの「気になる」「知りたい」に、とことんお手伝いします。
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CV-KP900PとCV-KP300Pの比較表


2つのモデルの性能や付属品を一覧表にまとめました。
「吸引力の300P」と「軽さと機能の900P」の強みが数字にもはっきりと表れています。
CV-KP900PとCV-KP300Pの決定的な5つの違い


スペック表の数字を見るだけでは、実際の使い勝手や性能差は分かりにくいものです。
生活スタイルに合わせて選べるよう、重要なポイントに絞って解説します。
▼この章でわかること|気になる項目へジャンプ!▼
- 吸引力の違い|330W vs 630W
- 重さの違い|実は上位モデルのほうが「800g」軽い
- 排気性能の違い|99.999%捕集&上方排気
- ライトの違い|「緑色」か「白色」か
- 使い勝手の違い|「するりん構造」と付属品
吸引力の違い|330W vs 630W


上位モデルのCV-KP900Pは、吸込仕事率330W。
数値だけを見ると控えめに感じられますが、CV-KP900Pは「軽さ」と「排気性能」を最優先に設計されたモデルです。
高性能ファンモーターと気密性の高いヘッドにより、日常の掃除には十分すぎる能力を確保。
フローリング中心の生活であれば、パワー不足を感じる場面はほとんどありません。
🔌 パワーとコンセプトの違い
- CV-KP900P(上位)|最大330Wの実用パワー
- CV-KP300P(標準)|最大630Wの強烈パワー


対する標準モデルのCV-KP300Pは、吸込仕事率630Wという圧倒的な数値を叩き出します。
じゅうたんの奥に入り込んだ砂ボコリや、しつこいペットの毛を「力ずく」で吸い取る強さは圧巻。
単純な「床に吸い付くような強烈なパワー」を求める場合は、300Pのほうがおすすめです。



「高いほうがパワーも強い」とは限りません。
CV-KP900Pはフローリング向きのバランス型。毛足の長いじゅうたんやペットの毛が多い家には、630WのCV-KP300Pが適しています。
重さの違い|実は上位モデルのほうが「800g」軽い


毎日使う掃除機において、「軽さ」はとても重要な性能。
上位モデルのCV-KP900Pは、本体だけでなくホースやヘッドまで徹底的に軽量化されています。
標準質量(本体・ホース・パイプ・ヘッドの合計)は3.6kg。
CV-KP900Pは、片手で簡単に持ち上げられる軽さを実現しており、階段掃除や高い場所の掃除もスムーズに行えます。
⚖️ 標準質量(すぐに使える状態)の比較
- CV-KP900P(上位)|3.6kg 約800g軽い
- CV-KP300P(標準)|4.4kg
標準モデルのCV-KP300Pは4.4kgで、CV-KP900Pとの差は約800gあり、500mlのペットボトル1.5本分以上の違いになります。
平らな床を転がす分には大きな差を感じませんが、本体を持ち上げて移動する際には、CV-KP300Pのほうがずっしりと重みを感じます。



800gの違いは想像以上に大きいです。
2階建ての戸建てにお住まいの人や、掃除機を持って移動することが多い人は、迷わず軽量なCV-KP900Pを選ぶと後悔しません。
排気性能の違い|99.999%捕集&上方排気


上位モデルCV-KP900Pを選ぶ最大の決め手となるのが、排気のクリーンさ。
ゴミを吸い取るだけでなく、「部屋の空気を汚さない」ための機能が充実しています。
💨 CV-KP900Pの排気システム
- 捕集率 99.999%|微細なゴミを逃さない
- 上方排気|床のホコリを舞い上げない
CV-KP900Pは、高気密モーターケースと高性能フィルターを採用。
0.3~10μmの微細なゴミを99.999%捕集するため、排気のニオイや微細なホコリが気になる人にとって、大きな安心感につながります。
さらに、本体の上部から排気を出す「上方排気」構造を採用。
「掃除機をかけているのに、排気で未清掃エリアのホコリを撒き散らしてしまう」という矛盾を解消する、優秀な設計です。
📊 排気性能の比較
- CV-KP900P(上位)
捕集率 99.999% / 上方排気 - CV-KP300P(標準)
捕集率 約99% / 標準排気
対する標準モデルのCV-KP300Pの捕集率は約99%。
一般的な掃除機としては十分な性能ですが、900Pのような徹底した高気密構造や上方排気機能は搭載されていません。



小さなお子様がいる家庭や、窓を閉め切って掃除することが多い人には、迷わずCV-KP900Pをおすすめします。
排気が顔にかかりにくい点も、実際に使うと良さを実感できるポイントです。
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ライトの違い|「緑色」か「白色」か


ゴミの「見えやすさ」も、掃除の質を左右する重要なポイント。
上位モデルのCV-KP900Pには、日立独自の特許技術「ごみくっきりライト」が搭載されています。
🟢 CV-KP900P|緑色LEDの凄さ


人間が最も明るく感じる「緑色の光」を合計7灯搭載。
暗い場所だけでなく、明るい部屋でもホコリや髪の毛がクッキリと浮かび上がります。


対する標準モデルのCV-KP300Pは、一般的な白色LEDライト。
ベッドの下など、暗い場所を照らす役割は十分に果たします。
しかし、「明るい場所にある見えにくいゴミ」を見つける能力では、緑色LEDには及びません。
💡 ライト性能の比較
- CV-KP900P(上位)|緑色LED(7灯)
ゴミの輪郭を強調し、見逃しを防ぐ。 - CV-KP300P(標準)|白色LED
暗い場所を明るく照らす。



「掃除したつもり」をなくしたい人には、断然緑色LEDのCV-KP900Pがおすすめです。
一度使うと、今までの掃除機で見えていなかったホコリの量に驚くはずです。
使い勝手の違い|「するりん構造」と付属品


ゴミ捨てのストレスを減らす工夫において、CV-KP900Pのほうが優れています。
CV-KP900Pは、パンパンに膨らんだ紙パックでもスルッと取り出せる「紙パックするりん構造」を採用。




ゴミがいっぱいになっても、取り出し時にフィルター枠がスライド。
力を入れずに引き出せるため、交換時のイライラを解消します。
標準モデルのCV-KP300Pは非搭載のため、ゴミを詰め込みすぎると取り出しにくくなる可能性があります。
付属品の充実度においても、両モデルには明確な差が存在。
家中の掃除を一台で完結させたい人にとって、専用ツールの有無は決して無視できないポイントです。
🛠️ 付属品の比較
- CV-KP900P(上位)
・パッとブラシ
・すき間用吸口
・ほうきブラシ(サッシの溝などに便利)
・サッとハンドル(持ち運びが楽になる) - CV-KP300P(標準)
・パッとブラシ
・すき間用吸口
とくに便利なのが、900P限定の「ほうきブラシ」。
引き出しの中やサッシの溝など、小物を吸い込まずにホコリだけを掃き掃除できます。



「サッとハンドル」があると、掃除機を持って階段を移動する際の負担がかなり減ります。
2階建て以上のお家で使うなら、付属品が充実したCV-KP900Pが使いやすいですよ。
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CV-KP900PとCV-KP300Pの共通する機能


機種ごとの違いだけでなく、日立ならではの便利な共通機能もしっかり搭載。
どちらのモデルを選んでも、毎日の掃除を快適にする基本性能は万全です。
▼この章でわかること|気になる項目へジャンプ!▼
からまんブラシ|髪の毛が絡みにくい


日立の掃除機でとくに評価が高い機能が、「からまんブラシ」。
多くのユーザーが悩む「ヘッドへの毛絡み」を、ブラシの形状を変えることで解決しました。


ブラシの先端をループ形状にすることで、髪の毛やペットの毛がブラシの軸に絡まりにくい構造を実現。
吸い込む力だけで、スムーズにゴミをダストケースへ送り込みます。
🌀 からまんブラシのメリット
- お手入れの手間が激減|絡まった毛をハサミで切る作業が不要。
- 吸引性能を維持|ブラシの回転が妨げられず、ゴミをしっかりかき出す。
- 水洗い対応|汚れが気になったら丸洗いして清潔をキープ。
一般的なブラシでは、定期的に裏返して絡まった毛を取り除く必要がありました。
しかし、からまんブラシ搭載機なら、メンテナンスの頻度を最小限に抑えられます。



ペットを飼っている家庭や、髪の長い人がいるお家では効果絶大です。
面倒なブラシのお手入れから解放されるだけで、掃除のハードルがグッと下がりますよ。
自走機能|重さを感じさせない操作性


本体重量の差にかかわらず、掃除中の操作感はどちらも軽快。
ブラシの回転力を利用してヘッドが前に進む「自走機能」を搭載しており、軽い力でスイスイ進みます。


とくに毛足の長いじゅうたんの上では、ヘッドが吸い付いて動かしにくくなるケースがありますが、自走機能があればスムーズな掃除が可能。
手首や腕にかかる負担も軽減されます。
🚗 自走機能のメリット
- 軽い力で前進|掃除機の重さを感じさせないアシスト力。
- じゅうたんも楽々|摩擦の大きい床面でも引っかかりにくい。
- 戻りもスムーズ|引くときも吸着しすぎず、快適に操作可能。
CV-KP300Pは本体が重めの設計ですが、自走機能のおかげで床掃除中は重さをほとんど感じません。



「掃除機が重くて疲れる」という悩みの多くは、持ち運びではなく「ヘッドの操作」によるもの。
自走機能がついているだけで、広いリビングの掃除も驚くほど楽になります。
ヘッドの機動力|壁ぎわも家具の下も


掃除機がけで悩ましい「壁ぎわ」や「家具の隙間」も、日立独自のヘッド構造ならスムーズに解決。
手首をひねるだけで左右に90度曲がる「クルッとヘッド」を搭載しています。


家具と家具の狭い隙間や壁ぎわも、ヘッドの向きを変えるだけで奥までしっかり到達。
掃除のために、わざわざ重い家具を動かす手間がいりません。
🤸 狭い場所も自在に掃除
- クルッとヘッド
手首をひねるとヘッドが左右に曲がり、壁ぎわや隙間にジャストフィット。 - ペタリンコ構造
高さ8cm以上の隙間があれば、ヘッドが浮かずに奥まで届く。


高さ8cm以上の隙間なら、本体を床までペタンと倒してもヘッドが浮かない「ペタリンコ構造」が活躍。
ソファやベッドの下など、届きにくい奥のゴミも逃さず吸い取れます。



壁に当たるとヘッドの前側が開く「きわぴた構造」も両モデルに採用。
壁ぎわのゴミもしっかり吸い取れるので、隅々まで気持ちよく掃除できます。
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CV-KP900PとCV-KP300P|結局どっちがおすすめ?


掃除機選びの最終判断は、「軽さと排気性能」を重視するか、「吸引力と予算」を優先するかで決まります。
CV-KP900PとCV-KP300P、2つのモデルが適している人の特長を整理しました。
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CV-KP900Pがおすすめな人


「軽さ」と「掃除の質」を重視するなら、CV-KP900Pが適しています。
本体の軽さに加え、ゴミを浮かび上がらせるライトや清潔な排気など、快適に掃除するための機能が充実。
✅ こんな人にはCV-KP900P
- 2階建て以上の戸建てに住んでいて、持ち運びの頻度が高い。
- 小さな子供やアレルギー体質の家族がいて、排気をきれいに保ちたい。
- フローリングの見えにくいホコリも徹底的に除去したい。
- サッシや高い場所など、家中の掃除を一台で完結させたい。
価格は高くなりますが、毎日の掃除が楽になり、部屋の空気まで守れるため、長く使う上での満足度は高いモデルです。



迷っているなら、今のトレンドでもある「軽量&高機能」なCV-KP900Pがおすすめ。
「掃除機が軽い」というだけで、掃除を始めるときの面倒な気持ちが驚くほどなくなります。
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CV-KP300Pがおすすめな人


「圧倒的な吸引力」と「コストパフォーマンス」を最優先にするならCV-KP300Pが最適。
機能はシンプルに絞られていますが、630Wのハイパワーが頼りになります。
✅ こんな人にはCV-KP300P
- 家の中に毛足の長いじゅうたんやカーペットが多い。
- じゅうたんに入り込んだペットの毛を、力ずくで吸い取りたい。
- 排気のきれいさや軽さよりも、予算を抑えることを優先したい。
- 階段移動が少ない、ワンフロアでの使用がメイン。
「掃除機は吸ってこそ」という考えの人や、頑固なゴミが多い環境で、強力な吸引力を存分に発揮します。



じゅうたんメインの家なら、あえて重みのあるCV-KP300Pを選ぶのも正解です。
ヘッドの重みでじゅうたんを押さえつけ、奥のゴミまで強力にかき出してくれます。
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Q&A よくある質問


購入前によく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。
消耗品や本体サイズなど、気になるポイントを具体的な数値で解説します。
付属する紙パックに違いはありますか?
はい、同梱されている紙パックの種類が異なります。
上位モデルのCV-KP900Pには、最も捕集性能が高い「GP-2000FS(ナノテク高捕じんプレミアム衛生フィルター)」が付属。
標準モデルのCV-KP300Pには、「GP-130FS(こぼさんパック)」が同梱されています。
どちらも高性能ですが、微細なホコリの捕集力や清潔性ではGP-2000FSが勝ります。
本体の大きさに違いはありますか?
CV-KP900Pのほうがコンパクトです。
具体的な寸法(幅×長さ×高さ)は以下の通りです。
・CV-KP900P|207mm × 339mm × 203mm
・CV-KP300P|236mm × 351mm × 202mm
CV-KP300Pは幅が約3cm広く、全体的にひと回り大きな設計になっています。
運転音に違いはありますか?
静音性には明確な差があります。
CV-KP900Pは最大運転音が「59dB」と比較的静かですが、CV-KP300Pは「67dB」と一般的な掃除機の大きさです。
集合住宅や夜間に掃除をする機会が多い人は、音が小さいCV-KP900Pを選ぶと安心。
ヘッドは水洗いできますか?
いいえ、ヘッド本体は水洗いできません。
モーターを内蔵しているため、水に濡らすと故障の原因になります。
ただし、中の回転ブラシはワンタッチで取り外して水洗いが可能です。
自動でパワーを調整する機能はありますか?
床質に合わせて吸引力を制御する「ecoこれっきり運転」を両モデルに搭載しています。
フローリングやじゅうたんを判別して自動で強弱を切り替えるため、無駄な電力を消費しません。
まとめ|ライフスタイルに合わせた最適な一台を


日立の紙パック式掃除機「CV-KP900P」と「CV-KP300P」の違いを徹底比較しました。
2つのモデルは特長が明確に異なるため、「掃除機に何を求めるか」を整理すると、自分に合う一台が見えてきます。
🏆 「CV-KP900P」の総評
軽さと清潔さを極めた、ストレスフリーな高機能モデル
- 本体2.3kgの軽量設計
階段移動や持ち運びが苦にならず、掃除のハードルが下がります。 - ごみくっきりライト
緑色のLEDで、フローリングの見えないホコリを可視化します。 - きれいな排気
高捕じんフィルターが微細なゴミを逃さず、空気の汚れを防ぎます。
👉 掃除の負担を減らしたい人、2階建て以上の家に最適
💪 「CV-KP300P」の総評
吸引力と価格のバランスに優れた、実力派モデル
- 吸込仕事率630Wのハイパワー
じゅうたんの奥に入り込んだゴミも、強力に吸い取ります。 - 安定感のある操作性
適度な重さでヘッドが床に密着し、浮き上がりを防ぎます。 - 優れたコストパフォーマンス
基本機能をしっかり抑えつつ、導入しやすい価格を実現しました。
👉 じゅうたんが多い家、予算を優先したい人に最適
両モデルとも、髪の毛が絡みにくい「からまんブラシ」や、壁ぎわまで吸えるヘッド機能は共通して搭載されています。
自宅の環境や重視したいポイントに合わせて、毎日の掃除が快適になるベストな一台を選んでください。
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