パナソニックのセパレート型コードレス掃除機、『MC-NS100K』と『MC-NS70F』。
「どっちも自動ゴミ収集付きだけど、何が違うの？」「1.2kgのNS70Fは軽くて魅力的だけど、カーペットは吸える？」と迷っていませんか？
結論から言うと、MC-NS100KとMC-NS70Fの選び方は以下のとおりです。
この記事の結論
決め手は「カーペットがあるか」と「300gの重さ」のどちらを取るかです。
- ✅ MC-NS100K がおすすめ｜
【万能性重視】
カーペットがある家｜運転時間やパワーを妥協したくない人 - ✅ MC-NS70F がおすすめ｜
【軽さ重視】
フローリングのみの家｜1.2kgの圧倒的な軽さを求める人
⇒ 吸引力などの基本性能は同じ。あなたの家の「床材」と「軽さ」で選ぶのが正解です。
この記事では、元家電量販店店長の私がMC-NS100KとMC-NS70Fの決定的な違いを徹底比較し、あなたの暮らしに合う一台を見つけるお手伝いをします。
S店長元家電量販店店長の視点から、あなたの「気になる」「知りたい」に、とことんお手伝いします。
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MC-NS100KとMC-NS70Fの比較表
MC-NS100KとMC-NS70F。
どちらも「自動ゴミ収集」ができる便利な掃除機ですが、「どんな場所が得意か」は全く違うのが特長。
価格や機能の違いはどこにあるのか、まずは一覧表で比較します。
| 型式 | MC-NS100K (万能モデル) | MC-NS70F (フローリング特化) |
|---|---|---|
| 製品画像 |  |  |
| ▼ 決定的な違い | ||
| 本体質量 (スティック) | 1.5kg | 1.2kg (300g軽い) |
| 寸法(幅×奥行×高さ) | スティック時｜213×130×1,045mm クリーンドック｜134×282×417mm | スティック時｜214×152×1,045mm クリーンドック｜134×282×417mm |
| 運転音 | スティック｜72～約64dB クリーンドック｜約65～約27dB | スティック｜72～約64dB クリーンドック｜約65dB |
| ノズルタイプ | パワーノズル（ブラシあり） | 動くノズル（ブラシなし） |
| からまないブラシ | あり | なし |
| 対応床材 | じゅうたん・フローリング・畳 | フローリング・畳 専用 |
| ナノイーX | あり (ドック内を除菌・脱臭) | なし |
| ふき掃除性能 | あり (イオンプレート) | なし |
| アイドリングオフ | あり | なし |
| クリーンドック質量 | 3.0kg | 2.8kg |
| ▼ 共通点 | ||
| 自動ゴミ収集 | あり | あり |
| 集じん方式 | スティック｜紙パックレス式 クリーンドック｜紙パック式 | スティック｜紙パックレス式 クリーンドック｜紙パック式 |
| 集じん容積 | スティック｜0.05L クリーンドック｜0.8L | スティック｜0.05L クリーンドック｜0.8L |
| 運転時間 | HIGH｜約6分 AUTO｜約10～15分 | HIGH｜約6分 AUTO｜約10～15分 |
| 充電時間 | 約3時間 | 約3時間 |
| クリーンセンサー | あり | あり |
比較すると、NS100Kは「万能ノズル」と「ナノイーX」の付加価値を持つ一方、NS70Fは「300gの軽さ」に特化していることがわかります。
MC-NS100KとMC-NS70Fの決定的な違い3選｜「ノズル」「軽さ」「ナノイーX」の有無
価格差を生んでいるのは、ノズルの種類、本体の重さ、「ナノイーX」の有無という3点です。
どちらもゴミ自動収集やクリーンセンサーといった基本機能は共通ですが、3つの違いを知れば、あなたに合う一台がわかります。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
- ノズルの違い｜「万能ブラシ」のMC-NS100Kか、「動くノズル」のMC-NS70Fか
- ナノイーXの有無｜ドック内の除菌・脱臭機能はMC-NS70Fにはない
- 本体質量の違い｜1.5kgと1.2kg。300gの差は大きい？
ノズルの違い｜「万能ブラシ」のMC-NS100Kか、「動くノズル」のMC-NS70Fか
2機種の掃除スタイルを決定づけるのが、ヘッド（ノズル）の構造です。
MC-NS100Kは「ブラシあり」、MC-NS70Fは「ブラシなし」と、設計思想が真っ二つに分かれています。
MC-NS100K｜カーペットも吸える「万能パワーノズル」
MC-NS100Kは、回転ブラシを搭載した「パワーノズル」を採用。
じゅうたんの奥のゴミをかき出す力があるため、フローリング、畳、カーペットのあらゆる床材に対応します。
髪の毛が絡みにくい「からまないブラシ」も搭載しており、メンテナンスも楽です。
MC-NS70F｜フローリング特化の「動くノズル」
MC-NS70Fは、回転ブラシがない「動くノズル」を採用しています。
動くノズルはフローリング・畳専用で、カーペットやラグの掃除には不向き。
障害物に合わせてノズルの羽根が動くため、家具の脚周りなどをスイスイ掃除できる特化型の設計です。
S店長家にラグやカーペットが1枚でもあるなら、MC-NS100Kを選ばないと後悔します。
MC-NS70Fは、完全なフローリング派のための尖ったモデルですね。
ナノイーXの有無｜ドック内の除菌・脱臭機能はMC-NS70Fにはない
パナソニック独自の清潔機能「ナノイーX」。
ナノイーXは、MC-NS100Kには搭載されていますが、MC-NS70Fには搭載されていません。
衛生面に関するリアルな口コミを見ていきます。
- 「ペットがいるから、ドック内のニオイ対策ができるNS100Kにした。」
- 「紙パック式だし、ナノイーXがなくてもNS70Fで十分だった。」
- 「ゴミを溜めておくのが不安だったけど、ナノイーXがあるから安心。」
- 「NS70Fは機能がシンプルだけど、その分安いから納得。」
ポイント｜MC-NS100Kなら、溜めたゴミも清潔
MC-NS100Kのクリーンドックは、収集したゴミに「ナノイーX」を放出し、菌の繁殖やニオイを抑制。
ゴミ捨ての頻度が少ない（約3ヶ月に1回）からこそ、内部を清潔に保てる機能は重要です。
MC-NS70FはナノイーX非搭載ですが、紙パック式なのでホコリが舞う心配はありません。
S店長ペットを飼っている人や、ニオイに敏感な人は「ナノイーX」付きのMC-NS100Kが安心。
ニオイが気にならないなら、MC-NS70Fでも紙パック式なので十分衛生的です。
本体質量の違い｜1.5kgと1.2kg。300gの差は大きい？
毎日使う掃除機において、「軽さ」はとても重要なポイント。
MC-NS100Kは1.5kg、MC-NS70Fは1.2kgと数値上の差は300gですが、持ったときの感覚は数字以上に大きく感じます。
重さに関するリアルな口コミを見てみましょう。
- 「NS70F（1.2kg）は本当に軽い。エアコンの上も楽々。」
- 「NS100K（1.5kg）も十分軽いが、NS70Fを持った後だとズッシリ感じる。」
- 「300gの差なら、カーペットが吸えるNS100Kのほうがいいと判断した。」
- 「階段掃除が多いから、少しでも軽いNS70Fにして正解だった。」
ポイント｜機能を削ぎ落とした「1.2kg」か、バランスの「1.5kg」か
MC-NS70Fは、ブラシやナノイーXなどの機能を削ぎ落とすことで、1.2kgという驚異的な軽さを実現。
階段掃除や、高い場所の掃除が多い人には、1.2kgという軽さが本当に助かります。
MC-NS100Kは1.5kgですが、モーターの力で前に進む「自走式」なので、床掃除をしている間は重さを感じません。
S店長「とにかく腕が疲れるのが嫌」という人には、1.2kgのMC-NS70Fがおすすめ。
「普通の掃除機として使いたい」なら、1.5kgのMC-NS100Kでも十分な軽さです。
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MC-NS100KとMC-NS70Fの共通点｜自動ゴミ収集とセンサーは同じ
MC-NS100KとMC-NS70F。
ノズルや重さは違いますが、掃除を楽にしてくれる「基本の機能」は同じ。
どちらを選んでも体験できる、3つの強力な共通点を解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
クリーンドック｜ゴミ自動収集（約3ヶ月に1回）
MC-NS100KもMC-NS70Fも、パナソニック独自の便利な「クリーンドック（自動ゴミ収集）」機能は標準で搭載されています。
クリーンドックに関するリアルな口コミを見ていきます。
- 「掃除が終わって戻すだけでゴミ捨て完了。もう手動のゴミ捨てには戻れない。」
- 「紙パック式だから、捨てるときにホコリが舞わないのが最高に衛生的。」
- 「本当に3ヶ月くらいゴミ捨てしなくていい。ズボラな私にピッタリ。」
- 「音は少し大きいけど、数秒で終わるから気にならない。」
- 「ゴミ捨てのストレスがゼロになる。これだけでパナソニックを選ぶ価値がある。」
ポイント｜ゴミ捨ての手間とストレスから解放
掃除が終わったら、本体をドックに戻すだけ。
スティック本体に溜まったゴミは自動でドック内の紙パックに収集されます。
ゴミ捨ては、紙パックがいっぱいになったとき（目安は約3ヶ月に1回）だけ。
ゴミに直接触れず、ホコリも舞い上がらないため、衛生面を気にする人には大きなメリット。
S店長「掃除機の手入れが一番嫌い」という人には、本当に助かる機能。
安いほうの「MC-NS70F」でも、クリーンドックの快適さが手に入るのは大きな魅力です。
クリーンセンサー｜ゴミの「見える化」機能
MC-NS100KとMC-NS70Fは、目に見えないゴミを検知する「クリーンセンサー」を標準搭載しています。
センサー機能に関するリアルな口コミを見てみましょう。
- 「センサーが赤から青に変わるのが楽しい。掃除の達成感がある。」
- 「目に見えないホコリまで検知してくれるから、安心感が違う。」
- 「安いほうのNS70Fにもセンサーが付いてるのは嬉しい誤算。」
- 「オートモードで勝手に強弱が変わるのが便利。」
ポイント｜約20μmのハウスダストまで検知
花粉やダニのフンなど、約20μm以上の微細なハウスダストを検知。
ゴミが多いと「赤色」、きれいになると「青色」にランプが変わり、掃除の結果を一目で確認できます。
AUTO運転時は、ゴミの量に応じて吸引力を自動で制御するため、効率的な掃除が可能です。
S店長家にラグやカーペットが1枚でもあるなら、MC-NS100Kを選ばないと後悔します。
MC-NS70Fは、完全なフローリング派のためのモデルですね。
お手入れ｜ダストボックスの水洗いが可能
掃除機を清潔に保つための「水洗い」仕様も、MC-NS100KとMC-NS70Fで共通しています。
お手入れに関するリアルな口コミを見てみましょう。
- 「本体のダストボックスが丸ごと洗えるから、排気のニオイが気にならない。」
- 「普段は自動収集にお任せだけど、たまに水洗いするとスッキリする。」
- 「フィルターの乾燥に1日かかるけど、清潔さを保てるなら苦にならない。」
- 「どちらの機種も、汚れやすい部分を自分で洗える設計なのが良い。」
ポイント｜気になったら丸洗いしてリセット
どちらのモデルも、スティック本体のダストボックス（フィルターケース）を取り外して水洗いが可能です。
微細なホコリ汚れやニオイが気になったときに、自分の手でキレイにできるのは大きな安心材料。
洗浄後は、風通しの良い場所で約24時間しっかり乾燥させてください。
S店長「自動収集」で普段は楽をして、気になったときだけ「水洗い」。
手間と清潔さを両立できるのが、パナソニックのセパレート型の良さですね。
運転時間｜HIGHモードもAUTOも同じ
MC-NS100KもMC-NS70Fも、運転時間はスペック上、全く同じです。
運転時間に関するリアルな口コミを見てみましょう。
- 「HIGHモード6分は短いと思ったけど、フローリングならAUTOで十分持つ。」
- 「こまめに掃除するスタイルなら、10〜15分（AUTO）で家全体いける。」
- 「がっつり大掃除には向かないけど、毎日のササッと掃除には最適。」
- 「充電が早い（3時間）から、1日2回使っても問題なし。」
ポイント｜「こまめ掃除」に特化したスタミナ設計
どちらのモデルも、HIGHモードで約6分、AUTOモードで約10〜15分。
一見短く感じますが、「気になったときにサッと掃除して、すぐドックに戻す」という使い方に特化しています。
長時間掃除したい場合は向きませんが、日常の掃除ならどちらを選んでも差はありません。
S店長「短すぎない？」と不安になるかもしれませんが、こまめな掃除なら十分。
ドックに戻せば勝手に充電されるので、電池切れのストレスはほぼありませんよ。
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【結論】MC-NS100KとMC-NS70F ｜あなたの家に合うのはどっち？
MC-NS100KとMC-NS70Fはどちらも「クリーンドック」が付いた、とっても便利な掃除機です。
迷ったら、「床の種類」と「軽さ」で考えるのがおすすめ。
あなたに合うのはどちらか、選ぶためのポイントをまとめました。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
MC-NS100K (バランス型) がおすすめな人｜「カーペット」も掃除したい
「家の中にカーペットやラグが一枚でもある」という人には、MC-NS100Kが絶対におすすめです。
- リビングにカーペットやラグを敷いている人
- 「ナノイーX」でドック内のゴミを除菌・脱臭したい人
- ペットを飼っていて、衛生面を重視したい人
- 床材を選ばず、家全体をこれ一台で掃除したい人
S店長迷ったら、対応できる床材が多いMC-NS100Kを選んでおけば安心。
ナノイーXも付いているので、長く使う上での満足度は高いですよ。
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MC-NS70F (特化型) がおすすめな人｜「軽さ」と「小回り」最優先
「自宅の床はフローリングと畳だけ。とにかく軽いのがいい」という人には、MC-NS70Fが最適です。
- 1.2kgという異次元の軽さを最優先したい人
- 階段や高い場所の掃除が多い人
- 家具が多く、「動くノズル」で脚周りを楽に掃除したい人
- カーペットやラグは敷いていない人
- ナノイーXは不要で、少しでも本体を軽くしたい人
S店長「フローリング専用」と割り切れるなら、1.2kgの軽さは感動モノ。
家具の脚周りをクルクル掃除するのが楽しくなりますよ。
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Q＆A よくある質問
「ノズルにブラシがないけど大丈夫？」「ナノイーXは付いてる？」といった、購入前に気になる疑問。
多くの人が迷うポイントを、Q&A形式でまとめました。
ノズルにブラシがないのはなぜ？（MC-NS70F）
MC-NS70Fは、あえて回転ブラシをなくすことで、「髪の毛が絶対に絡まない」というメリットを実現しています。
ブラシがない代わりに、障害物に合わせて形状が変わる「動くノズル」を採用。
フローリングや畳の上のゴミを、空気の力だけで吸い込む設計です。
ブラシの回転による「かき出し効果」がないため、カーペットの掃除には適しませんが、フローリング掃除においては最強のメンテナンス性を誇ります。
本体が軽いと、吸引力は弱い？
「軽さ」を優先すると「パワー」が落ちるのが一般的ですが、パナソニックは技術力でカバーしています。
MC-NS100Kは、小型ながら毎分約11万回転する高性能モーターを搭載。
キャニスター型にも負けない、強力な吸引力を実現しています。
MC-NS70Fは、フローリング専用に調整された吸引力。
カーペットの奥のゴミには不向きですが、フローリングの溝のゴミなら十分なパワーを発揮します。
ナノイーXは付いている？（MC-NS70F）
MC-NS70Fには、残念ながら「ナノイーX」は搭載されていません。
「ナノイーX」によるドック内のゴミの除菌・脱臭機能があるのは、上位モデルのMC-NS100Kのみ。
MC-NS70Fは機能をシンプルにすることで、価格を抑えたモデルです。
紙パック式なので衛生面は安心ですが、ニオイが気になる場合は、早めに紙パックを交換するのがおすすめ。
まとめ｜MC-NS100KとMC-NS70Fの違い
パナソニックのセパレート型掃除機、MC-NS100KとMC-NS70Fを徹底比較しました。
「自動ゴミ収集」の便利さは同じですが、掃除機としての性格は全く異なります。
最後にもう一度、選び方のポイントをまとめます。
▼ MC-NS100K（万能モデル）を選ぶべき理由
- 家にカーペットやラグがある（ブラシ付きノズル必須）
- 「ナノイーX」でドック内の衛生面もケアしたい
- 1.5kgでも十分軽いと感じる
- メイン機として、家全体を掃除したい
▼ MC-NS70F（特化モデル）を選ぶべき理由
- 家はフローリングと畳だけ（ブラシなしでOK）
- 1.2kgという「圧倒的な軽さ」を最優先したい
- 家具が多く、「動くノズル」で小回りを利かせたい
- ナノイーXは不要で、機能をシンプルにしたい
カーペットがあるなら、迷わず「MC-NS100K」。
フローリング専用と割り切って、軽さを極めるなら「MC-NS70F」が間違いなし。
S店長どちらを選んでも、「ゴミ捨ての手間」から解放される感動は同じ。
あなたの家の「床」に合わせて選べば、後悔しませんよ。
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