パナソニックのセパレート型掃除機、『MC-NX700K』と、新型『MC-NX500K』。
「新しい500Kのほうが値段が高いけど、何がすごいの？」「機能が減ってるって本当？」と気になっていませんか？
結論から言うと、MC-NX700KとMC-NX500Kの選び方は以下のとおりです。
▼ この記事の結論
「1.2kgの軽さ」に1万円多く払えるか、「ナノイーXとコスパ」を取るかの決断です。
- ✅ MC-NX700K (既存モデル) がおすすめ｜
【コスパ・清潔重視】
「ナノイーX」でドック内を除菌したい人｜広い家を掃除したい人（長時間運転） - ✅ MC-NX500K (新型) がおすすめ｜
【軽さ最優先】
1.2kgの軽さが絶対条件の人｜最新の「スゴ取れセンサー」を使いたい人
⇒ コスパなら断然「700K」。軽さをお金で買うなら「500K」がおすすめです。
この記事では、元家電量販店店長の私がMC-NX700KとMC-NX500Kの複雑な違いを整理し、あなたが選ぶべき一台を見つけるお手伝いをします。
S店長元家電量販店店長の視点から、あなたの「気になる」「知りたい」に、とことんお手伝いします。
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＼ナノイーX搭載。性能と価格のバランス良し／
ポチップ
＼手首がラク。1.2kgで掃除の負担が減る／
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MC-NX700KとMC-NX500Kの違い｜比較表
MC-NX700K（既存モデル）と、12月発売のMC-NX500K（新型）。
型番の数字は小さいのに、価格は高い「500K」。
一体どこにお金がかかっているのか、まずは全スペックを網羅した比較表で確認しましょう。
| 型式 | MC-NX700K | MC-NX500K |
|---|---|---|
| 製品画像 |  |  |
| 税込参考価格 (目安) | 約59,400円 | 約69,300円 (約1万円高い) |
| スティック質量 | 2.0kg | 1.2kg (800g軽い) |
| 本体寸法（幅×奥行×高さ） | スティック時｜ 253×193×1,130 mm 収納時｜ 253×383×1,097 mm | スティック時｜ 220×164×1,080 mm 収納時｜ 220×336×1,097 mm |
| ナノイーX | あり (除菌・脱臭) | なし |
| 運転時間 | HIGH｜約10分 AUTO｜約16～28分 LONG｜約35分/約70分（付属ノズル使用時） | 強｜約8分 自動｜約8～30分 |
| 充電時間 | 約3時間 | 約3時間 |
| センサー | クリーンセンサー | スゴ取れセンサー (最新) |
| ブラシ | からまないブラシ | からまないブラシPlus (最新) |
| LEDライト | なし | あり |
| 運転音 (本体) | スティッククリーナー使用時｜ 64 dB ～約59 dB クリーンドック｜ 約69 dB ～約27 dB | スティッククリーナー使用時｜ 67 dB ～約63 dB クリーンドック｜ 約69 dB(やや大きい) |
| 付属品 | ふとん清潔ノズル ブラシ付きすき間ノズル | ブラシ付きすき間ノズルのみ |
| ▼以下は共通の機能・特長 | ||
| クリーンドック | あり (自動ゴミ収集) | あり (自動ゴミ収集) |
| ゴミ捨て頻度 | 約3.5か月に1回 | 約3.5か月に1回 |
| 水洗い | フィルターレスサイクロン ダストボックス | ノズルブラシ（回転部） ダストボックス |
比較すると、MC-NX500K (新型) は、ナノイーXや運転時間を削ってでも、「1.2kgの軽さ」と「最新ヘッド（ライト・Plusブラシ）」にコストを集中させていることがわかります。
MC-NX700Kは、少し重いですが「ナノイーX」や「ふとんノズル」も付いて価格が安い、とてもコスパの高いモデルです。
MC-NX700KとMC-NX500Kの決定的な違いは4つ｜「軽さ」と「機能」のバランス
比較表の通り、MC-NX500K (新型) は機能を絞ることで軽さを実現し、MC-NX700K (既存モデル) は機能全部入りの万能型です。
価格差と性能差、どちらを優先するか。
あなたの掃除スタイルに直結する、4つの違いをくわしく解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
- 本体質量の違い｜1.2kgの新型500Kか、2.0kgの700Kか
- ナノイーXの有無｜ドック内の除菌・脱臭は700Kのみ搭載
- センサーとブラシの違い｜最新技術は500Kがリード
- 運転時間と音の違い｜スタミナと静音性は700Kが有利
- 付属品と便利機能｜700Kには「ふとんノズル」と「アイドリングオフ」がある
本体質量の違い｜2.0kgの700Kか、1.2kgの新型500Kか
掃除機の使い勝手を決める最大の要素が「本体の重さ」。
MC-NX700Kは2.0kg、MC-NX500K (新型)は1.2kgです。
800gの重量差は、実際に持ってみると数値以上の違いを感じます。
ポイント｜800gの軽量化に価値を感じるか
MC-NX500Kは、モーターやバッテリーを極限まで軽量化し、1.2kgを実現。
力の弱い女性や高齢の人でも、手首への負担を最小限に抑えられます。
MC-NX700Kは2.0kgですが、床掃除メインなら「自走機能」でスイスイ進むため、重さは気になりません。
S店長「1.2kg」の軽さは、毎日の掃除の負担を驚くほど減らしてくれます。
階段や2階への持ち運びが多いなら、高くてもMC-NX500Kを選ぶ価値は十分にあります。
ナノイーXの有無｜ドック内の除菌・脱臭は700Kのみ搭載
パナソニック独自の清潔機能「ナノイーX」。
MC-NX700Kには搭載されていますが、MC-NX500K（新型）には搭載されていません。
ゴミを溜めておくドックの中を、清潔に保てるかどうかが違います。
ポイント｜MC-NX700Kなら、溜めたゴミも清潔
MC-NX700Kのクリーンドックは、収集したゴミに「ナノイーX」を放出し、菌の繁殖やニオイを抑制。
ゴミ捨ての頻度が少ない（約3.5ヶ月に1回）からこそ、内部を清潔に保てる機能は重要です。
MC-NX500KはナノイーX非搭載ですが、紙パックで密閉されるため、基本的な衛生面は確保されています。
S店長ペットを飼っている人や、ニオイに敏感な人は「ナノイーX」付きのMC-NX700Kが安心。
ニオイが気にならないなら、MC-NX500Kでも紙パック式なので十分衛生的です。
センサーとブラシの違い｜最新技術は500Kがリード
ヘッド周りの機能やセンサーの使い勝手は、後発のMC-NX500K (新型) が大きく進化しています。
ポイント｜新型は「見やすさ」と「ブラシ性能」が向上
MC-NX500Kは、ゴミ検知ランプが手元だけでなく延長管にもある「スゴ取れセンサー」を採用し、視線を落とさずにゴミの有無を確認できます。
さらに、暗い場所を照らす「LEDライト」と、毛絡み防止性能を高めた「からまないブラシPlus」も搭載。
MC-NX700Kは「クリーンセンサー（手元のみ）」と「からまないブラシ（標準）」で、LEDライトもありません。
S店長「掃除のしやすさ」や「ゴミの見つけやすさ」は、間違いなく新型（500K）が上。
高い価格には、こうした最新機能の分も含まれているわけです。
運転時間と音の違い｜運転時間と静音性は700Kが有利
本体の「運転時間」と「静かさ」では、MC-NX700Kに分があります。
ポイント｜パワー維持と静音性の700K
MC-NX700Kは、バッテリー容量に余裕があるため、「HIGHモード」で約10分運転可能。
本体サイズにも余裕があり、吸音材などを充実させられるため、運転音も静かです（約64～59dB）。
MC-NX500Kは軽量化のためにバッテリーを小型化し、防音材も削ぎ落とした設計。
「HIGHモード」は約8分とMC-NX700Kより短く、運転音も約67～63dBと、少し大きく（甲高く）感じるかもしれません。
S店長軽量化を実現するために、運転時間と静音性を少し犠牲にしたのがMC-NX500K。
広い家を掃除するなら、長時間使えるMC-NX700Kが安心です。
付属品と便利機能｜700Kには「ふとんノズル」と「アイドリングオフ」がある
掃除の幅を広げる「付属品（アタッチメント）」にも違いがあります。
MC-NX700K｜ふとんノズル＆アイドリングオフ搭載
MC-NX700Kには、布団やソファの掃除に便利な「ふとん清潔ノズル」が標準で付属。
さらに、ノズルを床から浮かせると自動で運転が止まる「アイドリングオフ機能」も搭載しており、バッテリーの無駄遣いを防げます。
MC-NX500K｜付属品はシンプル、オフ機能なし
MC-NX500Kの付属品は「ブラシ付きすき間ノズル」のみ。
アイドリングオフ機能も省略されています。
布団掃除をしたい場合や、こまめにヘッドを持ち上げる癖がある人には、MC-NX700Kのほうが使い勝手が良い設計です。
S店長最初からふとん清潔ノズルが付いているMC-NX700Kは、付属品の面でもコスパが高いですね。
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MC-NX700KとMC-NX500Kの共通点｜クリーンドックによる「ゴミ捨てからの解放」
MC-NX700KとMC-NX500Kは、センサーの種類やナノイーXの有無は違いますが、掃除を楽にしてくれる「基本の機能」は同じです。
どちらを選んでも体験できる、3つの強力な共通点を解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
クリーンドック｜ゴミ自動収集（約3.5ヶ月に1回）
掃除の手間を劇的に減らす「クリーンドック（自動ゴミ収集）」は、両モデルに共通して搭載されています。
掃除が終わったら、スティック本体をドックに戻すだけ。
本体に溜まったゴミは、自動でドック内の紙パックへ移動します。
ポイント｜ゴミ捨ては約3.5ヶ月に1回
ゴミ捨ての頻度は、どちらも約3.5ヶ月に1回が目安。
面倒なダストボックスのゴミ捨てから解放されます。
紙パック式のため、捨てるときにホコリが舞い上がらず、手も汚れません。
S店長「掃除機がけ」で一番面倒な「ゴミ捨て」がなくなる機能。
クリーンドックの便利さは、どちらのモデルを選んでも変わらず手に入ります。
お手入れ｜ダストボックスの水洗いが可能
掃除機を清潔に保つための「水洗い」仕様は、MC-NX700KとMC-NX500Kで共通しています。
ポイント｜気になったら丸洗いしてリセット
どちらのモデルも、スティック本体のダストボックスを取り外して水洗いが可能です。
微細なホコリ汚れやニオイが気になったときに、自分の手でキレイにできるのは大きな安心材料。
洗浄後は、風通しの良い場所で約24時間しっかり乾燥させてください。
S店長「自動収集」で普段は楽をして、気になったときだけ「水洗い」。
手間と清潔さを両立できるのが、パナソニックのセパレート型の良さですね。
カセット式バッテリー｜自分で電池交換が可能
掃除機を長く使う上で重要な「バッテリーの交換」も、2機種共通のメリットです。
MC-NX700KもMC-NX500Kも、自分で簡単に取り外せる「カセット式」を採用しています。
ポイント｜修理に出さずに復活できる
バッテリーが消耗しても、新しい電池（別売）を買って自分で交換するだけ。
内蔵式のようにメーカーへ修理に出す手間や時間がかかりません。
予備バッテリー（MC-NX700用｜税込価格｜16,500円）を用意すれば、掃除の途中で電池が切れても、差し替えてすぐに再開できます。
S店長数年後に電池が弱っても、本体ごと買い替える必要がないのは経済的。
長く愛用できる設計なのは、パナソニックの誠実なポイントですね。
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＼手首がラク。1.2kgで掃除の負担が減る／
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【結論】MC-NX700KとMC-NX500K 比較｜あなたの家に合うのはどっち？
MC-NX700KとMC-NX500K。
どちらも「クリーンドック」を搭載した、パナソニックの革新的な掃除機です。
迷ったら、「軽さの優先度」か「ナノイーXの必要性」で考えるのがおすすめ。
あなたに合うのはどちらか、選ぶためのポイントをまとめました。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
MC-NX700K がおすすめな人｜「コスパ」と「清潔機能」を重視する人
「重さは気にならないから、機能が充実していて安いほうがいい」という人には、MC-NX700Kが賢い選択です。
- 「ナノイーX」でドック内のゴミを除菌・脱臭したい人
- 布団掃除用の「ふとん清潔ノズル」が最初から欲しい人
- こまめに手を離すので「アイドリングオフ機能」が便利な人
- 広い家を掃除するため、運転時間が長いほうが安心な人
- 高機能なセパレート型を、少しでも安く手に入れたい人
S店長2.0kgの重さが許容できるなら、機能満載のMC-NX700Kはとてもお買い得。
ナノイーXとふとんノズルが付いてくる「お得感」は、新型にはない魅力です。
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MC-NX500K (新型) がおすすめな人｜「圧倒的な軽さ」をお金で買いたい人
「価格が高くても、とにかく軽い掃除機が欲しい」という人には、新型のMC-NX500Kが最適です。
- 1.2kgという圧倒的な軽さを最優先したい人
- 階段や高い場所の掃除が多い人
- 最新の「スゴ取れセンサー」や「LEDライト」を使いたい人
- 「からまないブラシPlus」への進化に魅力を感じる人
S店長800gの軽量化は、毎日の掃除の疲れを劇的に減らします。
「軽さ」をお金で買う価値は十分にある一台です。
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Q＆A よくある質問
「高いほうの500KにナノイーXがないのはなぜ？」「センサーはどう違う？」といった、購入前に気になる疑問。
スペック表だけでは分かりにくいポイントを、Q&A形式でまとめました。
MC-NX500KにナノイーXがないのはデメリット？
機能面だけで見れば、ナノイーXがないことはデメリットと言えます。
しかし、MC-NX500Kは「ナノイーXユニット」を省略することで、本体の軽量化とドックのコンパクト化を実現。
衛生面を重視するならMC-NX700Kが有利ですが、MC-NX500Kも紙パックで密閉されるため、通常使用での不快感は少ない設計です。
吸引力はどちらが強い？
モーター性能は同等クラスですが、パワーの持続力（スタミナ）に違いがあります。
MC-NX700Kはバッテリー容量に余裕があり、「HIGHモード」で約10分の連続運転が可能。
一方、MC-NX500Kは軽量化のためにバッテリーを小型化しており、「強モード」は約8分です。
瞬発的な吸引力に大きな差はありませんが、広い範囲を強力に掃除したい場合はMC-NX700Kが適しています。
スゴ取れセンサー（500K）は何が違う？
MC-NX500Kの「スゴ取れセンサー」は、ゴミの有無をより直感的に知らせてくれます。
違いは「ランプの位置」と「光り方」
MC-NX700K（クリーンセンサー）は、ゴミが多いと「赤早点滅」、きれいになると「青」に点灯。
MC-NX500K（スゴ取れセンサー）は、ゴミがあると「赤」、きれいになると「消灯」します。
さらに、500Kは手元だけでなく延長管の先にもランプがあるため、家具の下を掃除する際も、視線をそらさずにゴミの有無を確認できるのが大きな変更点。
検知するゴミの大きさ（約20μm）は同じですが、見やすさは新型の500Kが優れています。
MC-NX500Kの運転音はうるさい？
スペック上の運転音（本体）を比較すると、MC-NX700Kのほうが静かです。
- MC-NX700K｜64dB～約59dB
- MC-NX500K｜67dB～約63dB
MC-NX500Kは軽量化のために遮音材などを最小限に抑えているため、音が少し大きく、甲高く感じる可能性があります。
静音性を重視するなら、MC-NX700Kがおすすめです。
付属品に違いはある？
MC-NX700Kには、布団掃除に便利な「ふとん清潔ノズル」と「ブラシ付きすき間ノズル」が標準で付属。
MC-NX500Kの付属品は「ブラシ付きすき間ノズル」のみです。
まとめ｜MC-NX700KとMC-NX500Kの違い
パナソニックのセパレート型掃除機、MC-NX700KとMC-NX500Kを徹底比較。
「クリーンドック」によるゴミ捨ての手軽さは共通ですが、重視するポイントで選び方が異なります。
最後にもう一度、選び方のポイントをまとめます。
▼ MC-NX500K (新型) を選ぶべき理由
- 1.2kgという圧倒的な軽さを最優先したい
- 最新の「スゴ取れセンサー」や「LEDライト」を使いたい
- ナノイーXは不要で、とにかく毎日の掃除を楽にしたい
- 価格が高くても、身体への負担を減らすことに価値を感じる
▼ MC-NX700K を選ぶべき理由
- 「ナノイーX」でドック内の衛生面もケアしたい
- 「ふとん清潔ノズル」が最初から欲しい
- 広い家を掃除するため、運転時間（スタミナ）が重要
- 高機能なモデルを、少しでも安く（コスパ良く）手に入れたい
「圧倒的な軽さ」を手に入れるならMC-NX500K。
「清潔さとコスパ」のバランスを取るならMC-NX700Kがおすすめです。
どちらを選んでも、面倒な「ゴミ捨ての手間」はなくなります。
あなたの優先順位に合わせて選べば、きっと満足できるはずです。
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