パナソニックの軽量スティック掃除機、MC-SB54KとMC-SB34J。
2機種の違いがよく分からず、どちらが自分に合うか迷っていませんか？
この記事では、MC-SB54KとMC-SB34Jの違いを徹底的に比べ、あなたが最適な掃除機を選ぶためのポイントを解説します。
先に結論をお伝えします。
- 「掃除後の面倒な手入れまでらくにしたい」なら、多機能なMC-SB54K。
- 「機能はシンプルでOK、とにかく軽さを重視したい」なら、軽量なMC-SB34Jが最適です。
S店長元家電量販店店長の視点から、あなたの「気になる」「知りたい」に、とことんお手伝いします。
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MC-SB54KとMC-SB34Jの決定的な違い
MC-SB54KとMC-SB34Jの最大の違いは、「掃除のインテリジェンス（自動化）」、「付属品」、「軽さ」です。
どちらがあなたの使い方に合うか、ポイントを解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
- MC-SB54KとMC-SB34Jの比較表
- ブラシの手入れ｜SB54Kだけの「からまないブラシ」
- 操作モード｜SB54Kは「自動」、SB34Jは「手動」
- 重さ｜SB34Jは1.3kg、SB54Kは1.5kg
- 付属品｜SB54Kは「スタンド」「ふとんノズル」が標準付属
- 運転時間｜「ON」モードはSB34Jが長い
MC-SB54KとMC-SB34Jの比較表
まずはMC-SB54KとMC-SB34Jの詳しい仕様を、一覧表で比較します。
| 型式 | MC-SB54K | MC-SB34J |
|---|---|---|
| 製品画像 |  |  |
| スティック時 質量 | 1.5kg | 1.3kg |
| 本体 質量 | 0.9kg | 0.9kg |
| スティック時 寸法 (幅×奥行×高さ) | 213×178×1102mm | 220×168×1093mm |
| 集じん容積 | 0.15L（ゴミすてラインまで） | 0.15L（ゴミすてラインまで） |
| ゴミ発見センサー | クリーンセンサー搭載 | なし |
| ノズルタイプ | パワーノズル | パワーノズル |
| ブラシの主な機能 | からまないブラシ | 標準パワーノズル （Y字毛＋硬い毛の複合ブラシ） |
| 操作性（ノズル） | ラクスルアシスト 自走式パワーノズル | ラクスルアシスト 自走式パワーノズル |
| 壁ぎわ集じん | あり | あり |
| 運転モード | AUTO｜HIGH | ON｜HIGH |
| 運転時間（目安） | AUTO｜約10～15分 HIGH｜約8分 | ON｜約25分 HIGH｜約8分 |
| 充電時間 | 約3.0時間 | 約3.0時間 |
| 運転音 | 約63dB～約67db | 約63dB～約67db |
| 主な付属品 | ・スタンド ・ふとん用ノズル ・ブラシ付きすき間ノズル ・お手入れブラシ | ・ブラシ付きすき間ノズル ・お手入れブラシ （スタンド・ふとんノズルは別売） |
ブラシの手入れ｜SB54Kだけの「からまないブラシ」
2機種の使い勝手で最大の違いが、MC-SB54Kにだけ付いている「からまないブラシ」です。
MC-SB54Kには、面倒なブラシの手入れを楽にする「からまないブラシ」が付いています。
からまないブラシとは？
- パナソニック独自の円すい形ダブルブラシ構造
- 髪の毛やペットの毛が絡みつくのを99%以上抑制
- ブラシが毛で詰まらないため、吸引力が落ちにくい
- 掃除後の面倒なハサミでの手入れが不要に
MC-SB34Jには、からまないブラシは付いていません。
標準のパワーノズルのため、髪の毛などが絡まった場合は、定期的にご自身で手入れが必要です。
S店長ブラシの毛絡みは、掃除機で一番面倒なポイント。
「掃除機の手入れ」まで楽にしたい人は、MC-SB54Kの「からまないブラシ」が必要な機能になります。
「掃除後の手入れまで楽にしたい」人はMC-SB54K。
「ブラシの手入れは自分でやる」人はMC-SB34Jを選ぶと良いです。
操作モード｜SB54Kは「自動」、SB34Jは「手動」
2機種の大きな違いは、MC-SB54Kにだけ付いている「クリーンセンサー」です。
MC-SB54Kには、目に見えないゴミまで検知する「クリーンセンサー」が付いています。
クリーンセンサーとは？
- 約20μmのハウスダスト（花粉やダニのフンなど）まで検知
- ゴミがある間はランプが赤く点灯・点滅
- キレイになるとランプが消灯
- ゴミの量に応じて、吸引力を自動で調整（AUTOモード時）
MC-SB34Jには、クリーンセンサーは付いていません。
操作は「HIGH」と「ON」の手動切り替えのみです。
S店長ランプが「赤（ゴミあり）」から「消灯（キレイ）」に変わる。達成感があり、掃除のムラも防げます！
「自動でパワー調整してほしい」「掃除の達成感が欲しい」人はMC-SB54K。
「センサーは不要、自分で操作する」人はMC-SB34Jを選ぶと良いです。
重さ｜SB34Jは1.3kg、SB54Kは1.5kg
MC-SB54KとMC-SB34Jの大きな違いの一つが、本体の重さです。
重さの違い（スティック時）
- MC-SB54K（多機能）｜1.5kg
- MC-SB34J（シンプル）｜1.3kg
MC-SB34Jのほうが200g軽い設計になっています。
200gは、だいたいスマートフォン1台分ほどの差。
200gの軽さの違いは、階段やエアコンの上など、本体を持ち上げる掃除で楽さとして感じられます。
S店長どちらも本体（ハンディ部分）の重さは0.9kgで同じ。
スティック時の軽さを最優先するかがポイントです！
「腕の負担をとにかく減らしたい」人はMC-SB34J。
「多機能（ブラシやセンサー）のためなら200gの差は許容できる」人はMC-SB54Kを選ぶと良いです。
付属品｜SB54Kは「スタンド」「ふとんノズル」が標準付属
MC-SB54KとMC-SB34Jでは、最初から箱に入っている付属品が大きく違います。
付属品の違い
▼MC-SB54K（多機能モデル）
- スタンド（スタンドホルダー、スタンドパイプ、スタンドベース）
- ふとん用ノズル
- ブラシ付きすき間ノズル
- お手入れブラシ
▼MC-SB34J（軽量シンプルモデル）
- ブラシ付きすき間ノズル
- お手入れブラシ
- （※スタンド、ふとん用ノズルは付属しません）
MC-SB54Kは、掃除機を立てて収納できる「スタンド」と、寝具を掃除する「ふとん用ノズル」が、標準で付属します。
MC-SB34Jは、どちらも付属しないのが大きな違い。
必要な場合は別売品（スタンド｜AMC-KS2など）を購入する必要があります。
S店長スタンドは別売だと約9,900円（税込）です。
最初から両方必要な人は、MC-SB54Kを選ぶほうが結果的に安くなる場合があります！
「ふとん掃除もしたい」「スタンドも絶対欲しい」人はMC-SB54K。
「付属品はすき間ノズルだけで十分」な人はMC-SB34Jを選ぶと良いです。
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運転時間｜「ON」モードはSB34Jが長い
MC-SB54KとMC-SB34Jでは、標準モードの運転時間に違いがあります。
MC-SB54Kはセンサーが働く「AUTO」モードが標準です。
運転時間（目安）の違い
▼MC-SB54K（多機能モデル）
- AUTOモード｜約10～15分
- HIGHモード｜約8分
▼MC-SB34J（軽量シンプルモデル）
- ONモード｜約25分
- HIGHモード｜約8分
MC-SB54Kの「AUTO」モードは、ゴミを検知して効率よく掃除しますが、運転時間は約10～15分。
MC-SB34Jの「ON」モード（標準）は、約25分と、SB54Kの自動モードより長く運転できます。
S店長「HIGH（強）」モードの時間は、どちらも約8分で同じです。
標準モードでの「掃除時間の長さ」が選ぶポイント。
「効率よく短時間で掃除したい」人はMC-SB54K。
「標準モードで長く家中を掃除したい」人はMC-SB34Jを選ぶと良いです。
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MC-SB54KとSB34Jに共通する便利な機能
機能や付属品に違いはありますが、MC-SB54KとMC-SB34Jは、掃除機としての「基本性能の高さ」が共通点。
どちらのモデルにも付いている、便利な機能を紹介します。
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軽い力でスイスイ進む「自走式パワーノズル」
MC-SB54KとMC-SB34Jは、どちらも「自走式パワーノズル」を採用。
ノズルに内蔵されたモーターがブラシを強力に回転させ、前に進む力をアシストします。
自走式パワーノズルとは？
- ノズルが自動で前に進む力（自走アシスト）を生み出す
- 軽い力でスイスイと掃除機を操作できる
- じゅうたんの奥のゴミも、ブラシでしっかりとかき出す
力を入れなくても掃除機が前に進むため、広いフローリングやじゅうたんの掃除も楽に行えるのが大きなメリット。
S店長とくにじゅうたんやラグの上で、「自走する力」のありがたさを実感できますよ！
家具の周りも楽な「ラクスルアシスト」
MC-SB54KとMC-SB34J、どちらのモデルにもパナソニック独自の特許技術「ラクスルアシスト」が付いています。
自走式ノズルが「前後」の動きを楽にする機能なら、ラクスルアシストは「左右」の動きを楽にする共通機能。
ラクスルアシストとは？（特許第7262024号）
- ノズルの形状とローラー配置の工夫
- 前後だけでなく、左右へのスライドや方向転換がなめらかに
- 家具の脚周りなどもスムーズに掃除できる
ラクスルアシストのおかげで、家具の脚周りや部屋の隅を掃除する際の、面倒な切り返しがとてもスムーズです。
S店長前後にしか進まないノズルと違い、スッと横に動かせるのが便利！
掃除中の小さなストレスが減りますよ。
清潔に保てる「ダストボックス水洗い」
清潔さを保つ機能も、MC-SB54KとMC-SB34Jの共通点。
どちらのモデルも、ダストボックスやフィルター類をまるごと水洗いできます。
水洗いできるパーツ
- ダストボックス（ダストカップ）
- ネットフィルター
- プリーツフィルター
ニオイや汚れが気になったときも、水洗いして清潔に保てるのが特長。
ただし、洗浄後のお手入れには共通の注意点があります。
S店長水洗いした後は、約24時間、風通しのよい場所で完全に乾燥させてください。
ドライヤーの熱風で乾かすのは、変形の原因になるため絶対NGです！
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【結論】MC-SB54KとSB34Jはどっちがおすすめ？
MC-SB54KとMC-SB34J、結局どっちを選ぶ？
あなたがどちらのモデルに向いているか、選ぶポイントをズバリ解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
手入れの楽さと賢さを重視する人｜MC-SB54K
MC-SB54Kは、「掃除機の手入れは面倒」「効率よく掃除したい」という人に最適。
「掃除の手間」と「掃除の効率」を助ける2つの大きな機能が、MC-SB54Kをおすすめする理由です。
MC-SB54Kの主な機能
- からまないブラシ｜掃除後のブラシの手入れ（毛絡み取り）が不要
- クリーンセンサー｜ゴミを検知して自動でパワー調整（AUTOモード）
- 付属品｜「スタンド」「ふとん用ノズル」が最初から付属
面倒なブラシの手入れから解放され、掃除はセンサーに任せて効率よく完了。
MC-SB54Kは、掃除の「前」も「後」も楽にしてくれる多機能モデルです。
S店長「掃除は自動で効率よく」「手入れは楽なほうがいい」
まさに機能性を重視する人にピッタリの一台。
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軽さとシンプルさを最優先する人｜MC-SB34J
「軽さ」と「シンプルさ」を最優先する人には、MC-SB34Jが最適。
センサーや「からまないブラシ」を省き、1.3kgという軽さを実現したモデルです。
MC-SB34Jの主な特長
- スティック時 1.3kgの軽量設計（SB54Kより200g軽い）
- 「ON」モードで約25分の長い運転時間
- 機能が絞られたシンプルな操作性
- （※センサー、からまないブラシ、スタンド、ふとんノズルは無し）
MC-SB54K(1.5kg)より200g軽く、階段の掃除も楽になります。
標準モード（ON）で約25分と、SB54KのAUTOモード（約10～15分）より長く使えるのも大きな強み。
S店長「からまないブラシ」や「スタンド」は不要！
とにかく軽い掃除機が欲しい人に向いています。
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Q＆A よくある質問
MC-SB54KとMC-SB34Jについて、購入前によくある質問をまとめます。
バッテリーの寿命は？交換できる？
はい、MC-SB54KもMC-SB34Jも、バッテリーは交換可能。
どちらのモデルも、同じ交換用バッテリー（品番: AVA97V-1A）を使用しています。
バッテリー交換について
- 使用時間が極端に短くなったら、電池寿命のサイン
- 新しい電池（別売）に交換することで、長く使い続けられます
- 品番｜AVA97V-1A
- 価格目安｜13,200円（税込）
本体ごと買い替える必要がないのは、うれしいポイントです。
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お手入れは簡単？水洗いできるパーツは？
はい、どちらのモデルもお手入れは簡単です。
MC-SB54K、MC-SB34Jともに、ダストボックスやフィルター類はまるごと水洗いできます。
水洗いできるパーツ（共通）
- ダストボックス（ダストカップ）
- ネットフィルター
- プリーツフィルター
ブラシの手入れの違い
- MC-SB54K｜「からまないブラシ」のノズルカバーは水洗い可能。 ブラシ（回転部）は水洗い非推奨（ゴミを取り除く手入れ）。
- MC-SB34J｜標準パワーノズルの回転部（ブラシ）も水洗い可能。
「からまないブラシ」は手入れ不要な反面、ブラシ自体は水洗いできません。
MC-SB34Jは手入れが必要な反面、ブラシも水洗いできる、という違いがあります。
充電時間はどれくらい？
MC-SB54K、MC-SB34Jともに、充電時間は約3.0時間で共通。
電池が空の状態から、満充電になるまでの目安の時間です。
充電について（共通）
充電環境｜室温5℃～35℃の場所での充電が推奨
充電時間｜約3.0時間
充電アダプター｜品番: AVA61V-1A (共通)
MC-SB34Jのスタンドは、SB54Kのものが使える？
いいえ、MC-SB54K付属のスタンドは、MC-SB34Jには使用できません。
MC-SB54Kに付属するのは、アタッチメントも収納できる専用のスタンド（スタンドホルダー、スタンドパイプ、スタンドベース）です。
- MC-SB54K｜専用スタンドが標準付属
- MC-SB34J｜スタンドは付属しない
- （※MC-SB34Jには、別売品としてコンパクトな「AMC-KS2」が用意されています）
まとめ｜MC-SB54KとMC-SB34Jの違い
MC-SB54KとMC-SB34Jの違いを解説しました。
どちらのモデルを選ぶか、最終的なポイントをおさらいします。
【MC-SB54KとSB34Jの違い】
▼MC-SB54K（多機能モデル）
- 「からまないブラシ」で手入れが楽
- 「クリーンセンサー」で掃除が自動
- 「スタンド」「ふとんノズル」が付属
- （短所｜1.5kgと少し重い）
▼MC-SB34J（軽量シンプルモデル）
- 1.3kgの「軽さ」が最大の魅力
- 標準モード（ON）で約25分と運転時間が長い
- （短所｜ブラシの手入れが必要・センサーやスタンド無し）
「掃除後の手入れや効率を重視する」人には、MC-SB54K。
「とにかく軽くてシンプル、標準モードで長く使いたい」人には、MC-SB34Jが最適です。
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