日立の紙パック式コードレス『かるパックスティック』の上位モデル。
「新型（PKV-BK50P）はAR機能が付いたけど、本当に必要？」「基本性能は旧型（PKV-BK50L）と同じ？」と迷っていませんか？
結論から言うと、PKV-BK50PとPKVーBK50Lの選び方は以下のとおりです。
この記事の結論
「掃除の楽しさと質（ヘッド性能）」を求めるなら、新型が正解です。
- ✅ 新型 (PKV-BK50P) がおすすめ｜
【機能重視】
「AR機能」で掃除残しをなくしたい人｜壁際や隅のゴミまで徹底的に取りたい人 - ✅ 旧型 (PKV-BK50L) がおすすめ｜
【コスパ重視】
「AR」や「3方向ライト」は不要な人｜基本性能（吸引力・軽さ）だけで十分な人
⇒ 吸引力などの基本性能は同じ。新機能が必要かどうかで選べばOKです。
この記事では、元家電量販店店長の私が「4つの進化点」を徹底比較し、あなたの暮らしに合う一台を見つけるお手伝いをします。
S店長元家電量販店店長の視点から、あなたの「気になる」「知りたい」に、とことんお手伝いします。
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PKV-BK50PとPKV-BK50Lの違い｜進化点は「ヘッド」と「AR」
新型（PKV-BK50P）と旧型（PKV-BK50L）。
どちらも紙パック式で1.4kgという基本スペックは同じですが、新型は「掃除の質」を高める機能が追加されています。
まずは、2つのモデルの細かい違いと共通点をまとめた一覧表をご覧ください。
| 型式 | 新型 (PKV-BK50P) | 旧型 (PKV-BK50L) |
|---|---|---|
| 製品画像 |  |  |
| ARおそうじ機能 | あり (スマホ連携) | なし |
| ヘッドのライト | 3方向ごみくっきりライト (前方＋左右) | ごみくっきりライト (前方のみ) |
| 本体寸法 長さ×幅×高さ | スティック時 237mm×230mm×1,042mm ハンディ時 429mm×92mm×163mm 充電台セット時 277mm×297mm×1,170mm | スティック時 225mm×230mm×1,102mm ハンディ時 429mm×92mm×163mm 充電台セット時 277mm×297mm×1,170mm |
| デザイン・素材 | 塗装レス (再生プラ50%以上) 環境配慮型 | 塗装あり |
| 付属品 | ● ハンディブラシ ● 伸縮すき間用吸口 ● 布用ブラッシングヘッド ● ほうきブラシ ● スマホホルダー ● 延長パイプ ● スタンド式充電台 ● ACアダプター ● パックフィルター GP-S120FS 1枚 | ● ハンディブラシ ● 伸縮すき間用吸口 ● 布用ブラッシングヘッド ● ほうきブラシ ● 延長パイプ ● スタンド式充電台 ● ACアダプター ● パックフィルター GP-S120FS 1枚 |
| バッテリー | カセット式 (着脱可) | カセット式 (着脱可) |
| スティック質量 | 1.4kg | 1.4kg |
| ハンディ質量 | 0.97kg | 0.97kg |
| 集じん容積 | 0.6L 紙パック) | 0.6L (紙パック) |
| 運転時間 | 強｜約8分 自動｜約8～40分 標準｜約40分 | 強｜約8分 自動｜約8～40分 標準｜約40分 |
| 充電時間 | 約2時間 | 約2時間 |
| ゴミ捨て頻度 | 約4か月に1回 | 約4か月に1回 |
新型（PKV-BK50P）の大きな進化は、「3方向ライト」で壁際のゴミが見やすくなった点と、「ARおそうじ」で掃除の軌跡が見えるようになった点。
本体の高さも約6cm低くなり、収納時の圧迫感が減っているのも地味ですが嬉しい改良です。
一方で、吸引力やバッテリー性能、軽さは全く同じ。
PKV-BK50PとPKV-BK50Lの違いについて、深掘りして解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
新機能「ARおそうじ」｜スマホで掃除の軌跡が見える
新型（PKV-BK50P）の最もユニークな進化点が、「ARおそうじ」機能です。
付属のスマホホルダーを本体に取り付け、専用アプリと連携。
スマートフォンのカメラが床を認識し、掃除した場所の軌跡が画面にリアルタイムで表示されます。
ポイント｜掃除残しを防ぎ、ゲーム感覚で楽しめる
掃除した場所が色で表示されるため、どこを掃除したかが一目瞭然。
「掃除したつもり」のムラをなくし、効率的に作業を進められます。
掃除した面積に応じて木の実を集めるゲーム要素もあり、旧型（PKV-BK50L）にはない「楽しさ」が追加されました。
S店長「掃除は面倒な作業」と感じている人にこそ試してほしい機能。
お子様がゲーム感覚で掃除を手伝ってくれるようになるかもしれませんよ。
ヘッドの進化｜新型は「3方向」ライトで死角なし
新型（PKV-BK50P）は、掃除の質に直結するヘッド（パワフルスマートヘッド plus）が大きく進化しています。
旧型（BK50L）も高性能でしたが、新型は「見逃し」を徹底的になくす機能が追加されました。
ポイント｜ライトが「3方向」になり、壁際も吸いやすく
旧型（BK50L）の「ごみくっきりライト」は前方のみでした。
新型（PKV-BK50P）は、前方＋左右の「3方向ごみくっきりライト」を搭載。
見逃しがちな部屋の隅や壁際のゴミまで、緑色の光でしっかり浮かび上がらせます。
ヘッドも「4方向吸引機構」や「2アングル形状」に進化しており、壁際のゴミをより強力にかき出す設計です。
※4方向吸引機構｜ヘッドの前方・後方に加え、左右からもゴミを吸い込む構造。
※2アングル形状｜ヘッドブラシの角度を工夫し、ゴミをかき出す力を高めた設計。
S店長ライトが左右も照らすのは、掃除の質が本当に変わります。
「掃除したつもり」のホコリがなくなり、隅々までキレイにできますよ。
デザインとサイズ｜新型は塗装レス＆コンパクト
新型（PKV-BK50P）は、本体のデザインや素材も変更されています。
ポイント｜環境配慮の「塗装レス」＆「コンパクト化」
新型（PKV-BK50P）は、環境に配慮し、再生プラスチックを50%以上使用した「塗装レス」デザインを採用。
旧型の光沢のある質感とは異なり、マットで落ち着いた外観になっています。
本体の高さも1,102mm（旧型）から1,042mm（新型）へと、約6cm低くなり、収納時の圧迫感が軽減されました。
S店長高さが6cm低くなったのは、小柄な人には嬉しいポイント。
質感は好みが分かれますが、新型のマットなデザインも高級感がありますよ。
付属品の違い｜新型は「スマホホルダー」が追加
付属品は新旧どちらも、とても充実しています。
床掃除だけでなく、布団用の「布用ブラッシングヘッド」、サッシの溝に便利な「ほうきブラシ」、高い場所にも届く「伸縮すき間用吸口」など、家中の掃除ができるツールが最初から揃っています。
ポイント｜唯一の違いは「スマホホルダー」の有無
新型（PKV-BK50P）には、新機能「ARおそうじ」で使う「スマホホルダー」が追加で付属。
スマホホルダー以外の付属品（各種ブラシ、充電台、紙パック）は、旧型（PKV-BK50L）と全く同じです。
S店長旧型（PKV-BK50L）を選んでも、付属品で損することは一切なし。
「AR機能」を使わない人にとっては、付属品の差はゼロと考えてOKです。
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PKV-BK50PとPKV-BK50Lの基本性能｜吸引力と軽さは同じ
新型（PKV-BK50P）の進化点を紹介しましたが、実は「掃除機としての心臓部」は、旧型（PKV-BK50L）の時点ですでに完成されています。
どちらを選んでも「買ってよかった」と思える、共通の「最強の基本性能」を3つのポイントで解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
きわだつパワー｜どちらも「ジェット3Dファンモーター」搭載
新型（PKV-BK50P）も旧型（PKV-BK50L）も、掃除機の心臓部であるモーターは、日立独自の高効率「ジェット3Dファンモーター」を搭載。
「きわだつパワー」というコンセプトの通り、小型・軽量（1.4kg）でありながら、強力な吸引力を実現しています。
ポイント｜運転時間も吸引力も全く同じ
どちらも運転モードは「自動」「標準」「強」の3つ。
運転時間も「標準モードで約40分」「強モードで約8分」と、全く同じスペックです。
吸引力や基本的なパワーは変わらないため、旧型を選んでも性能面で心配する必要はありません。
S店長どちらも1.4kgでハイパワーなのが強み。
「基本性能が変わらない」というのが、旧型を選ぶ最大のメリットですね。
使いやすさ｜重さ1.4kg＆紙パック式の手軽さは共通
どちらのモデルも、スティック時で1.4kgという軽量設計。
カーテンレールなど高い場所も、腕への負担が少なく掃除できます。
ゴミ捨ては、ホコリが舞わず衛生的な「紙パック式」を採用。
ポイント｜ゴミ捨ては約4ヶ月に1回でOK
強力なパワーでゴミを圧縮するため、紙パックの交換頻度は約4か月に1回でOK。
サイクロン式のようなフィルター掃除の手間もありません。
ゴミで満杯になってもスムーズに取り出せる「紙パックするりん構造」も、新旧共通の便利な機能です。
S店長「軽さ」と「ゴミ捨ての手軽さ」は、BK50シリーズ最大の強み。
BK50シリーズ共通の快適さは、どちらを選んでも体験できます。
バッテリー｜どちらも「カセット式」で交換可能
新型（PKV-BK50P）も旧型（PKV-BK50L）も、バッテリーは自分で簡単に取り外せる「カセット式」を採用しています。
ポイント｜予備バッテリー（別売）で長時間掃除もOK
どちらのモデルも、バッテリー寿命が来たら新しい電池（別売）を買って自分で交換可能。
修理に出す手間や、本体ごと買い替える必要がありません。
予備バッテリーを用意すれば、標準モード（約40分）で切れても差し替えて掃除を続けられます。
S店長数年後に電池が弱っても、本体が元気なら電池交換だけで済むのは経済的。
「長く愛用できる」のは、BK50シリーズ共通の大きなメリットです。
＼予備があると安心！／
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＼軽さもパワーも機能も。全部入りの一台／
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【結論】PKV-BK50PとPKV-BK50L あなたにおすすめなのはどっち？
新型（PKV-BK50P）と旧型（PKV-BK50L）。
どちらも「1.4kgの軽さ」「パワフルな吸引力」「カセット式バッテリー」を備えたハイレベルなモデルです。
選び方のポイントは、新型（PKV-BK50P）にだけ搭載された「AR機能」や「3方向ライト」に、価格差分の価値を感じるかどうかです。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
新型 (PKV-BK50P) がおすすめな人
「掃除の質や楽しさ」を重視するなら、間違いなく新型が正解です。
- 「ARおそうじ」機能で、掃除残しをなくして楽しみたい人
- 「3方向ごみくっきりライト」で、壁際や隅のゴミまで徹底したい人
- 環境に配慮した「塗装レス」のマットなデザインが好きな人
- 少しでもコンパクト（高さが約6cm低い）に収納したい人
S店長基本性能は同じでも、ヘッド性能の進化は掃除の質に直結。
「どうせ買うなら最新機能で楽しみたい！」という人には、新型がおすすめです。
旧型 (PKV-BK50L) がおすすめな人
「基本性能が同じなら、安く買いたい」という人には、旧型（PKV-BK3L）が、おすすめです。
- 「ARおそうじ」機能は不要だと感じる人
- ヘッドのライトは前方だけでも十分だと考える人
- とにかく初期費用（本体価格）を抑えたい人
S店長吸引力や軽さ、バッテリーの基本性能は同じ。
新機能に魅力を感じないなら、安くなった旧型はとてもお買い得です。
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Q＆A よくある質問
「吸引力は？」「維持費は？」といった、購入前に気になる疑問。
多くの人が迷うポイントを、Q&A形式でまとめました。
AR機能って本当に使う？
新型（PKV-BK50P）の目玉機能である「ARおそうじ」。
スマホをセットして、掃除した場所をアプリで可視化する機能です。
「本当に必要なの？」と迷う人のために、メリットとデメリットを解説します。
一番のメリットは、掃除の軌跡が色で表示されるため、掃除残しが一目でわかる点。
木の実を集めるゲーム要素もあり、「掃除が面倒」と感じる人にはモチベーションアップにつながります。
一方で、掃除のたびにスマホをホルダーにセットし、アプリを起動する手間がかかります。
「サッと掃除したい」という人には、宝の持ち腐れになる可能性大。
掃除中に画面を注視すると危ないため、注意も必要です。
吸引力に違いはある？
吸引力やモーターのパワーに違いはありません。
新型（PKV-BK50P）も旧型（PKV-BK50L）も、同じ高性能な「ジェット3Dファンモーター」を搭載。
運転時間も「標準 約40分」「強 約8分」で全く同じスペックです。
ただし、新型（PKV-BK50P）は「3方向ライト」や「4方向吸引機構」など、ヘッド機能が進化。
壁際のゴミの取り残しなどは、新型のほうが少なくなります。
紙パックのランニングコストは？
紙パックの交換目安は、約4か月に1回です。
強力なパワーでゴミを圧縮するため、一般的な紙パック式よりも交換頻度が少なくて済みます。
指定の純正パックフィルター（GP-S120FS）は、6枚入りで約1,000円〜1,200円程度。
年間のランニングコストは数百円程度と、フィルター掃除の手間がなくなることを考えれば、コスパは良いと言えます。
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充電時間と運転時間は？｜強モードは約8分
電時間と運転時間は、新旧どちらも同じ仕様です。
充電は約2時間で完了。
運転時間は「標準」で約40分（ヘッド使用時）持ちますが、「強」モードは約8分と短めです。
カーペットなどを念入りに掃除したい場合は、短時間で済ませる工夫が必要になります。
修理やサポート体制は？｜どちらも安心
どちらも日立の製品なので、国内サポート体制は万全です。
保証期間は購入日から1年間。
ただし、バッテリーやフィルター、ブラシといった消耗品は、保証期間内でも有料になるので注意が必要。
修理は「持込修理」が基本となり、製造打ち切り後も6年間は補修用部品が保有されます。
まとめ｜PKV-BK50PとPKV-BK50Lの違い
日立の上位モデル、PKV-BK50PとPKV-BK50Lの違いを徹底比較しました。
吸引力や1.4kgの軽さ、カセット式バッテリーといった基本性能は、どちらも本当にハイレベル。
最後にもう一度、選び方のポイントをまとめます。
▼ 新型 (PKV-BK50P) を選ぶべき理由
- 「ARおそうじ」機能で、掃除残しをなくして楽しみたい人
- 「3方向ライト」で、壁際のゴミまで徹底したい人
- 少しでもコンパクト（高さが約6cm低い）に収納したい人
▼ 旧型 (PKV-BK50L) を選ぶべき理由
- AR機能や3方向ライトは不要だと感じる人
- 基本性能が同じなら、価格の安さを最優先したい人
「掃除の楽しさ」や「壁際のキレイさ」までこだわりたいなら、新型（PKV-BK50P）。
新機能は不要で、価格を抑えたいなら、旧型（PKV-BK50L）がお買い得な選択です。
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