東芝の自動ゴミ収集付き掃除機、最上位モデル『VC-CLZ74DS』とスタンダードモデル『VC-SL140DS』。
「高いほう（74DS）は何がすごいの？」「軽いほう（140DS）でも十分？」と迷っていませんか？
結論から言うと、VC-CLZ74DSとVC-SL140DSの選び方は以下のとおりです。
この記事の結論
「最強の吸引力」を取るか、「圧倒的な軽さ」を取るかの二択です。
- ✅ VC-CLZ74DS (最上位) がおすすめ｜
【パワー・機能重視】
メイン機としてガッツリ掃除したい人｜フィルター掃除をしたくない人（フィルターレス） - ✅ VC-SL140DS (スタンダード) がおすすめ｜
【軽さ・手軽さ重視】
1.4kgの軽さを最優先する人｜サブ機としてサッと使いたい人
⇒ じゅうたんが多いなら「74DS」、フローリング中心なら「140DS」が正解です。
この記事では、元家電量販店店長の私がVC-CLZ74DSとVC-SL140DSの決定的な違いを徹底比較し、あなたの暮らしに合う一台を見つけるお手伝いをします。
S店長元家電量販店店長の視点から、あなたの「気になる」「知りたい」に、とことんお手伝いします。
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＼東芝最強パワー。吸引力が落ちない／
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＼1.4kgで軽々。自動ゴミ収集も搭載／
ポチップ
VC-CLZ74DSとVC-SL140DSの比較表
VC-CLZ74DS（最上位モデル）とVC-SL140DS（スタンダードモデル）。
どちらも「自動ゴミ収集ドック」付きですが、本体の「吸引方式」や「重さ」は全く異なります。
| 型式 | VC-CLZ74DS | VC-SL140DS |
|---|---|---|
| 製品画像 |  |  |
| ▼ 決定的な違い（性能・機能） | ||
| 集じん方式 (本体) | フィルターレスサイクロン (目詰まりなし・吸引力持続) | サイクロン式 (フィルターあり) |
| 標準質量(本体質量) | 2.3kg(1.6kg) | 1.4kg(0.9kg) |
| 外形寸法(幅×奥行×高さ) | 使用時｜229×210×1,106mm 収納時｜272×328×1,090mm ダストステーション｜272×328×809mm | 使用時｜258×118×1,092mm 収納時｜258×265×1,076mm ダストステーション｜228×265×769mm |
| 運転時間 | 標準｜約60分(ヘッド不使用時) 約50分(ヘッド使用時) 自動｜約10分～30分 強｜約6分 | 標準｜約40分（ヘッド不使用時） 約35分（ヘッド使用時） 自動｜約10分20分 強｜約7分 |
| センサー | 床見極めセンサー ゴミ残しまセンサー plus (ゴミの有無を可視化) | 床見極めセンサー plus (床面検知のみ) |
| ヘッド | 自走式パワーヘッド (菌除去99%) | なめらか自走ヘッド (からみレスブラシ) |
| LEDライト | ピカッとライト plus | なし |
| ドック機能 | 自動ゴミ収集 + エアー洗浄 + オートヘッドクリーニング | 自動ゴミ収集 + エアー洗浄 |
| 集じん容積 ( 本体 / ダストステーション ) | 1.0L(ダストステーション) | 0.80.03L(本体) 0.8L(ダストステーション) |
| 付属品 | 吸い拭き2WAYワイパー すき間ノズル お手入れブラシ 付属品BOX 紙パック(VPF-12) 1枚 | 吸い拭き2WAYワイパー 2WAYノズル お手入れブラシ 紙パック(VPF-12) 1枚 |
| ▼ 共通の機能・特長 | ||
| ゴミ圧縮機能 | あり (ダストステーション) | あり (ダストステーション) |
| 使いやすさ | 床ピタ設計 スイング連動 らくわざフリーグリップ | 床ピタ設計 スイング連動 フィットグリップ |
| 充電時間 | 約3.0時間 | 約3.0時間 |
比較すると、VC-CLZ74DS (最上位) は、「フィルターレス」「センサー」「ライト」「ヘッド洗浄」と、まさに機能全部入り。
VC-SL140DS (スタンダード) は、機能を絞ることで「1.4kgの軽さ」を実現していることが分かります。
VC-CLZ74DSとVC-SL140DSの決定的な違い4選
VC-CLZ74DS (最上位) と VC-SL140DS (スタンダード)。
価格差を生んでいる本当の違いは、「吸引力を持続させる仕組み」と「本体の重さ」です。
あなたの掃除スタイルに直結する、4つの決定的な違いを解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
- 吸引方式の違い｜「フィルターレス」のVC-CLZ74DSは吸引力が落ちない
- 重さの違い｜140DS(1.4kg)は74DS(2.3kg)より約1kg軽い
- センサーとライトの違い｜74DSは「ゴミ残しまセンサー」と「ピカッとライト」搭載
- 運転時間の違い｜74DSは標準50分。140DSは標準35分
吸引方式の違い｜「フィルターレス」のVC-CLZ74DSは吸引力が落ちない
掃除機の「心臓部」である集じん方式に、決定的な違いがあります。
VC-CLZ74DS (最上位) は、目詰まりの原因となるプリーツフィルターをなくした「フィルターレスサイクロン式」を採用。
フィルターがないため、ゴミが溜まっても空気がスムーズに流れ、吸引力が99%以上持続します。
VC-SL140DSは「サイクロン式」
VC-SL140DS (スタンダード) は一般的な「サイクロン式」で、内部にプリーツフィルターがあります。
「オートエアー洗浄」でフィルターのチリを落とす機能はありますが、長期間使うとフィルターのお手入れが必要になる可能性があります。
S店長「フィルター掃除は絶対にしたくない」という人は、フィルターレスのVC-CLZ74DS一択です。
最後までパワーが落ちない快適さは、最上位モデルだけの特権ですね。
重さの違い｜140DS(1.4kg)は74DS(2.3kg)より約1kg軽い
手に持った瞬間に分かるのが、重量差。
VC-SL140DS (スタンダード) は標準質量1.4kg、本体のみなら0.9kgという軽さ。
片手でひょいと持ち上げられるため、階段やエアコンの上などの掃除が苦になりません。
VC-CLZ74DSは「重厚感」のある2.3kg
VC-CLZ74DS (最上位) は標準質量2.3kg。
約900gの差は大きく、持ち上げての掃除には向きません。
ただし、床掃除においては「自走式ヘッド」が強力に前進するため、重さを感じにくい設計になっています。
S店長「軽さ」最優先なら迷わず140DS。
74DSは重いですが、重さを活かした「床に吸い付く安定感」があり、広いフローリングを淡々と進むのには適しています。
センサーとライトの違い｜VC-CLZ74DS は「ゴミ残しまセンサーplus」と「ピカッとライト」搭載
VC-CLZ74DS (最上位) は、ゴミを「見つける」機能が圧倒的に充実しています。
VC-CLZ74DS｜「光」と「ランプ」でゴミを逃さない
VC-CLZ74DSは、微細なゴミを検知してランプの色（赤・緑）で知らせる「ゴミ残しまセンサー plus」を搭載。
さらに、ヘッドのLEDライト「ピカッとライト plus」が暗い場所を照らし、ゴミを浮かび上がらせます。
「キレイになった」という確信を持って掃除を終えられるのが最大のメリット。
VC-SL140DS｜床面検知のみのシンプル設計
VC-SL140DSのセンサーは、床の種類（じゅうたん・フローリング）を判別する「床見極めセンサー plus」のみ。
ゴミの有無を知らせるランプや、ヘッドのライトは搭載されていません。
S店長「掃除したつもり」を防ぎたいなら、可視化機能が充実したVC-CLZ74DSがおすすめ。
暗い場所（ベッド下など）の掃除が多い人にも、ライト付きの最上位モデルが便利です。
運転時間の違い｜VC-CLZ74DSは標準50分。VC-SL140DSは標準35分
一度の充電でどれだけ長く使えるか、という「運転時間」にも明らかな差があります。
VC-CLZ74DS｜広い家も余裕の長時間運転
VC-CLZ74DS (最上位) は、標準モードで約50分（ヘッド使用時）の連続運転が可能。
バッテリー容量に余裕があるため、部屋数が多い家でも途中で充電切れになる心配が少ないです。
VC-SL140DS｜こまめな掃除向き
VC-SL140DS (スタンダード) は標準モードで約35分。
1LDK〜2LDK程度の広さなら十分ですが、家全体を丁寧に掃除しようとすると、少し足りなくなる可能性があります。
S店長「途中で電池が切れるのが一番のストレス」という人は、運転時間が長いVC-CLZ74DSが安心。
サッと掃除するスタイルなら、VC-SL140DSでも十分対応できます。
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【共通点】VC-CLZ74DSとVC-SL140DSの自動ごみ収集機能は同じ
VC-CLZ74DSとVC-SL140DS。
吸引力や重さに違いはありますが、掃除の手間を減らす「ダストステーション」の機能は共通。
どちらを選んでも体験できる、3つの強力な共通点を解説します。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
自動ゴミ収集｜どちらもドックに戻すだけでゴミ捨て完了
VC-CLZ74DSとVC-SL140DSの最大の共通点は、なんといっても「ダストステーション」です。
掃除が終わったら、本体を充電台（ステーション）に戻すだけ。
本体に溜まったゴミは、自動でステーション内の紙パックへ強力に吸引されます。
ポイント｜「毎回ゴミ捨て」の手間がゼロに
スティック掃除機の欠点である「毎回のゴミ捨て」や「ホコリの舞い上がり」から完全に解放されます。
ゴミはステーション内で圧縮され、紙パックに溜まるため、捨てるのは２～3か月に1回でOK。
ダストステーションの圧倒的な便利さは、最上位モデルでもスタンダードモデルでも変わりません。
S店長「掃除のあとのゴミ捨てが面倒くさい」というストレスがなくなります。
一度ダストステーションの快適さを味わうと、もう手動でゴミを捨てる掃除機には戻れませんよ。
オートエアー洗浄｜フィルターの自動掃除機能も共通
ダストステーションの機能は、ゴミの吸引だけではありません。
本体フィルターのチリを落とす「オートエアー洗浄」も、両モデルに搭載されています。
ポイント｜吸引力を持続させる機能
ゴミを吸引する気流を利用して、本体のフィルターを自動で振動・洗浄。
フィルターの目詰まりを防ぎ、強力な吸引力を長持ちさせます。
面倒なフィルターのお手入れ回数を減らせるため、ズボラな人には最高の機能です。
S店長「使えば使うほど吸引力が落ちる」という掃除機の悩みを解消。
オートエアー洗浄のおかげで、いつでもパワフルに掃除ができます。
着脱式バッテリー｜予備電池（別売）が使える
掃除機を長く使う上で重要な「バッテリーの交換」も、2機種共通のメリット。
VC-CLZ74DSもVC-SL140DSも、自分で簡単に取り外せる「着脱式（カートリッジ）バッテリー」を採用しています。
ポイント｜修理に出さずに復活できる
バッテリーが消耗しても、新しい電池（別売）を買って自分で交換するだけ。
※VC-CLZ74DS（別売｜税込参考価格16,500円）・VC-SL140DS（別売｜税込参考価格13,200円）
内蔵式のようにメーカーへ修理に出す手間や時間がかかりません。
予備バッテリーを用意すれば、掃除の途中で電池が切れても、差し替えてすぐに再開できます。
S店長「充電が切れたら掃除中断」というストレスがなくなります。
バッテリー寿命が来ても本体ごと買い替えなくて済むので、長期的に見れば経済的ですね。
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＼1.4kgで軽々。自動ゴミ収集も搭載／
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【結論】VC-CLZ74DSとVC-SL140DS、あなたにおすすめなのはどっち？
VC-CLZ74DS (最上位) と VC-SL140DS (スタンダード)。
どちらも「ダストステーション」を搭載した、とても便利な掃除機です。
迷ったら、「吸引力へのこだわり」と「軽さの優先度」で考えるのがおすすめ。
あなたに合うのはどちらか、選ぶためのポイントをまとめました。
▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼
VC-CLZ74DS (最上位) がおすすめな人｜「吸引力」と「機能」に妥協したくない人
「重さは気にならないから、とにかくゴミを吸い取る力が欲しい」という人には、VC-CLZ74DSが最適です。
- フィルター掃除の手間がない「フィルターレスサイクロン」が良い人
- 「ゴミ残しまセンサー」で、見えないゴミまで徹底的に掃除したい人
- ブラシの毛絡みも自動で除去する「オートヘッドクリーニング」が欲しい人
- 広い家を掃除するため、運転時間が長い（約50分）ほうが安心な人
- メイン機として、じゅうたんやカーペットの奥まで掃除したい人
S店長2.3kgの重さはありますが、圧倒的なパワーと多機能さは他にはない魅力。
「掃除機は吸ってこそ」と考えるなら、間違いなくVC-CLZ74DSが正解です。
＼東芝最強パワー。吸引力が落ちない／
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VC-SL140DS (スタンダード) がおすすめな人｜「軽さ」と「コスパ」を重視する人
「とにかく軽い掃除機がいい。機能はシンプルで十分」という人には、VC-SL140DSが賢い選択です。
- 1.4kgの軽さを最優先したい人
- 「サッと出してサッと使う」サブ機として使いたい人
- 階段や高い場所の掃除が多い人
- フィルター掃除の手間（サイクロン式）は許容できる人
- 上位モデルより安く、自動ゴミ収集の便利さを手に入れたい人
S店長機能はシンプルですが、1.4kgの軽さと自走ヘッドの組み合わせはとても快適。
「重い掃除機は疲れる」という人には、迷わずVC-SL140DSをおすすめします。
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Q＆A よくある質問
「2.3kgって重くない？」「フィルターレスって何が良いの？」といった、購入前に気になる疑問。
多くの人が迷うポイントを、Q&A形式でまとめました。
2.3kg（VC-CLZ74DS）は重くない？女性でも使える？
スペック上の2.3kgという数字は、最近の軽量コードレス掃除機と比べると確かに重いです。
階段の掃除や、本体を持ち上げて移動する際は、ずっしりと重さを感じます。
ただし、床掃除の際は「自走式ヘッド」が強力に前進するため、手にかかる負担は軽減。
「持ち上げること」が多いならVC-SL140DS、床掃除メインならVC-CLZ74DSでも苦になりません。
フィルターレスのメリットは？
VC-CLZ74DSに採用されている「フィルターレスサイクロン構造」の最大のメリットは、吸引力が99%以上持続することです。
微細なゴミがフィルターに詰まることがないため、掃除の最初から最後まで強力なパワーが変わりません。
また、プリーツフィルター自体がないため、「フィルターの水洗いやブラッシング」という面倒な手入れが一切不要なのも大きな魅力です。
「掃除機のフィルター掃除」が一番嫌いな家事だという人も多いはず。
フィルター掃除の手間を完全になくしたいなら、少し高くてもフィルターレスの74DSを選ぶ価値はあります。
カーペット掃除ならどっち？
カーペットやラグの掃除を重視するなら、迷わずVC-CLZ74DS (最上位) がおすすめです。
東芝史上最強の「ハイパワージェットモーター」を搭載しており、繊維の奥に入り込んだゴミまで強力にかき出します。
VC-SL140DSも自走式ヘッドで表面のゴミは取れますが、奥のゴミを吸い尽くすパワーには差があります。
ペットの毛がカーペットに絡む場合も、ハイパワーな74DSが有利です。
紙パックのランニングコストは？
どちらのモデルも、ダストステーションに共通の紙パック（VPF-12）を使用します。
交換の目安は、約２～3ヶ月に1回程度。
純正紙パックは5枚入りで約1,000円前後なので、年間コストは数百円〜千円ちょっとで済みます。
「ゴミ捨ての手間」と「ホコリが舞わない清潔さ」を買うと考えれば、とても安いコストです。
バッテリーは自分で交換できる？
はい、どちらのモデルも「着脱式（カートリッジ）バッテリー」を採用しており、自分で交換可能です。
バッテリー寿命が来ても、本体を修理に出す必要はなく、新しいバッテリー（別売）を購入して差し替えるだけ。
予備バッテリーを用意しておけば、広い家でも充電切れを気にせず掃除が続けられます。
まとめ｜VC-CLZ74DSとVC-SL140DSの違い
東芝の自動ゴミ収集機能付き掃除機、VC-CLZ74DSとVC-SL140DSを徹底比較しました。
「ダストステーション」の便利さは同じですが、掃除機としての性格は全くの別物。
最後にもう一度、選び方のポイントをまとめます。
VC-CLZ74DS (最上位) を選ぶべき理由
- 「フィルターレスサイクロン」で吸引力が落ちない
- 東芝史上最強のパワーで、じゅうたんの奥まで掃除したい
- 「ゴミ残しまセンサー」で見えないゴミも逃したくない
- メイン機として使うため、50分の長時間運転が魅力
VC-SL140DS (スタンダード) を選ぶべき理由
- 1.4kgの軽さを最優先したい
- 階段や高い場所の掃除が多い
- 「サッと出してサッと使う」サブ機として使いたい
- 価格を抑えつつ、自動ゴミ収集の便利さを手に入れたい
掃除機に「パワーと機能」を求めるならVC-CLZ74DS。
「軽さと手軽さ」を求めるならVC-SL140DSが最高の選択です。
どちらを選んでも、「ゴミ捨ての手間」から解放されるのは同じ。
あなたの家の「床」と「掃除スタイル」に合わせて選べば、大丈夫です。
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