【シャープ EC-FR11 vs EC-KR3】サイクロンか紙パックか？違いは「手間」と「付属品」にあり

シャープの軽量コードレス掃除機、サイクロン式の『EC-FR11』と紙パック式の『EC-KR3』。

「ゴミ捨てはどっちが楽？」「機能に違いはあるの？」と迷っていませんか？

結論から言うと、EC-FR11とEC-KR3の選び方は以下のとおりです。

この記事の結論

「紙パック代を払ってでも楽をしたいか」、「コストを抑えたいか」が選ぶポイントです。

• ✅ EC-FR11 (サイクロン) がおすすめ｜
  【軽さ・コスパ重視】
  紙パック代をかけたくない人｜機能はシンプルでいいから「1.2kgの軽さ」が欲しい人
• ✅ EC-KR3 (紙パック) がおすすめ｜
  【快適・清潔重視】
  ゴミ捨て等の「手間」を減らしたい人｜ライトやスタンドなど「機能」も充実させたい人

⇒ 機能と付属品の多さなら「KR3」、軽さとランニングコストなら「FR11」がおすすめです。

この記事では、元家電量販店店長の私がEC-FR11とEC-KR3の決定的な違いを徹底比較し、あなたの暮らしに合う一台を見つけるお手伝いをします。

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EC-FR11とEC-KR3の比較表

EC-FR11（サイクロン式）とEC-KR3（紙パック式）。

どちらも軽量タイプのコードレス掃除機ですが、集じん方式だけでなく、機能や付属品にも違いがあります。

それぞれの仕様を忠実に比較した一覧表で、違いを確認しましょう。

型式	EC-FR11 (サイクロン・軽量)	EC-KR3 (紙パック・多機能)
製品画像
集じん方式	遠心分離サイクロン	紙パック式
集じん容積	0.13L	0.3 7L
標準質量	1.2kg	1.3kg
本体質量	0.84k g	0.9 3kg
運転時間 (標準)	約32 分	約3 5分
運転時間 (自動)	約8分 ～21分	約9分 ～24分
運転時間 (強)	約8分	約9 分
充電時間	約4時 間	約 4時間
ヘッド機能	からみにく～いブラシ ペタッ とヘッド	からみにく～いブラシ ペタッ とヘッド 端までブラシ
便利機能	ちょいか けフック	ちょ いかけフック どこでもライト 新スグトル構造
ゴミ捨て	スルッとポイ (ワンタッ チ着脱カップ)	パッ クinカップ構造 (ワンタッチ着脱カップ)
水洗い	回転ブラシ・ カップ・フィルター	回転ブラ シ・カップ
バッテリー	着脱式 (18V  1730mAh)	着脱式 (18 V 1730mAh)
消費電力 (充電中)	約12W	約12
本体寸法｜スティック（幅×奥行×高さ )	209×227 ×957mm	209×251×982mm
付属品	すき間ノズル ハンデ ィノズル 充電器、バッテリー	スグトルブラシ すき間ノズル ハンディノズル スタンド台 充電器、バッテリー ツールホルダー 紙パック(1枚)

EC-FR11は機能を絞って「1.2kgの軽さ」を実現しているのに対し、EC-KR3は1.3kgとわずかに重くなりますが、「ライト」「新スグトル」「スタンド」などの便利機能が充実していることがわかります。

EC-FR11とEC-KR3の決定的な違い4選｜「ゴミ捨て」と「機能」の差

EC-FR11 (サイクロン) と EC-KR3 (紙パック)。

どちらも軽量モデルですが、ゴミ捨ての方式や、日々の使い勝手を左右する機能、付属品には大きな違いがあります。

価格差や使い心地の理由となる、4つの決定的な違いを徹底比較。

▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼

• 集じん方式の違い｜コスパの「サイクロン(FR11)」か、清潔な「紙パック(KR3)」か
• 重さの違い｜1.2kgのFR11は、KR3(1.3kg)より100g軽い
• 便利機能の違い｜「ライト」と「新スグトル」はKR3だけ
• 付属品の違い｜KR3には「スタンド台」と「スグトルブラシ」が付く
• ヘッドの違い｜KR3は「端までブラシ」で壁際も得意

集じん方式の違い｜コスパの「サイクロン(FR11)」か、清潔な「紙パック(KR3)」か

最大の違いは、ゴミを集める方式と捨て方です。

EC-FR11｜ランニングコスト0円の「サイクロン式」

ダストカップにゴミを集めるため、紙パック代がかかりません。

ゴミ捨ては、カップを外してボタンを押す「ワンタッチ着脱カップ」と、内筒のゴミを落とす「スルッとポイ」機能で簡単に行えます。

ただし、フィルターのお手入れは定期的に必要です。

EC-KR3｜清潔で手間なし「紙パック式」

抗菌加工されたカップ内に紙パックをセットする独自の「パックinカップ構造」を採用。

ゴミ捨てはボタンを押すだけで、紙パックに触れずにポイ。

ホコリも舞いません。

純正の抗菌3層紙パックは微細なゴミを99.9%キャッチし、交換目安は約1.5か月に1回です。

重さの違い｜1.2kgのFR11は、KR3(1.3kg)より100g軽い

どちらもとても軽量な部類ですが、スペック上の数値には差があります。

• EC-FR11｜標準質量 1.2kg
• EC-KR3｜標準質量 1.3kg

サイクロン式のEC-FR11のほうが、100g軽量です。

わずかな差に感じるかもしれませんが、少しでも軽い掃除機を求める人にとっては、EC-FR11の1.2kgが決め手になるかもしれません。

便利機能の違い｜「ライト」と「新スグトル」はKR3だけ

日々の掃除を快適にする「プラスアルファの機能」は、紙パック式のEC-KR3に充実しています。

EC-KR3｜「見えない・面倒」を解消する機能

EC-KR3は、本体にLEDライトを搭載した「どこでもライト」により、暗い場所のゴミを照らし出します。

さらに、手元のレバーを引くだけでヘッドが外れる「新スグトル構造」により、立ったままスムーズにすき間掃除へ切り替えられます。

EC-FR11｜機能はシンプル

EC-FR11にはライトや新スグトル構造は搭載されていません。

付属品の違い｜KR3には「スタンド台」と「スグトルブラシ」が付く

購入してすぐに使える付属品の内容にも差があります。

EC-KR3｜収納に便利なスタンド付き

EC-KR3には、本体とアタッチメントをまとめて収納できる専用の「スタンド台」が標準で付属します。

棚の上などの掃除に便利な「スグトルブラシ」も付いています。

EC-FR11｜必要最低限のシンプル構成

EC-FR11の付属品は「すき間ノズル」「ハンディノズル」といった基本セットのみ。

スタンド台は付属しないため、必要な場合は別売品を購入するか、フックで掛ける等の工夫が必要です。

ヘッドの違い｜KR3は「端までブラシ」で壁際も得意

ヘッド（吸込口）の基本性能は似ていますが、EC-KR3 (紙パック式) には独自の工夫があります。

ポイント｜壁際のゴミを逃がさない「端までブラシ」

EC-KR3は、ヘッドの端まで回転ブラシが届く「端までブラシ」構造を採用。

壁際や家具のキワにヘッドを沿わせるだけで、隅のホコリまでしっかりかき取ります。

EC-FR11には「端までブラシ」がなく、壁際の掃除効率はKR3のほうが優秀。

なお、家具の下に入れる「ペタッとヘッド」は両モデルに搭載されています。

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【共通点】EC-FR11とEC-KR3の基本機能は同じ

EC-FR11とEC-KR3は、集じん方式や便利機能に違いはありますが、掃除機としての「基本性能」や「メンテナンス性」は共通しています。

どちらのモデルも備えている、3つの強力な共通点を解説します。

▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼

• 着脱式バッテリー｜充電場所を選ばず、予備電池も使える
• 自走パワーアシスト｜軽い力でスイスイ進む操作性

着脱式バッテリー｜予備電池が使える

コードレス掃除機の利便性を高める「着脱式バッテリー」も、両モデルに共通しています。

ポイント｜充電場所を選ばず、長く使える

バッテリーを本体から取り外して充電できるため、掃除機を収納する場所にコンセントは不要。

リビングやキッチンなど、都合の良い場所で充電できます。

予備のバッテリー（別売）を用意すれば、掃除中に電池が切れても、交換してすぐに掃除を再開可能。

バッテリー寿命が来た際も、自分で交換できるため修理に出す手間がかかりません。

＼バッテリーは共通／

＼長時間バッテリー／

自走パワーアシスト｜軽い力でスイスイ進む操作性

本体の軽さに加えて、掃除を楽にするのが「自走パワーアシスト」機能です。

EC-FR11とEC-KR3の両方に、自走パワーアシスト機能付きのパワーヘッドが搭載されています。

ポイント｜勝手に前に進むような感覚

ブラシの回転力を利用して、ヘッドが自ら前に進もうとする力を生み出します。

カーペットや畳など、摩擦が大きくて重く感じる場所でも、軽い力でスイスイ進めるのが特長。

ただでさえ軽い本体が、さらに軽く感じられる重要な機能です。

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【結論】EC-FR11とEC-KR3 比較｜あなたにおすすめなのは？

EC-FR11とEC-KR3は、どちらも軽量で扱いやすい掃除機ですが、「ゴミ捨ての方法」と「付属品」に大きな違いがあります。

迷ったら、「紙パック代を払うか」と「便利機能（ライト等）が必要か」で決まります。

あなたに合うのはどちらか、選ぶためのポイントをまとめました。

▼この章でわかること｜気になる項目へジャンプ！▼

• EC-FR11 (サイクロン) がおすすめな人｜「ランニングコスト0円」が良い
• EC-KR3 (紙パック) がおすすめな人｜「ゴミ捨ての楽さ」と「機能」を求める

EC-FR11 (サイクロン) がおすすめな人｜「ランニングコスト0円」が良い

「紙パック代を払いたくない。とにかくコストパフォーマンスを重視したい」という人には、EC-FR11が最適です。

• ランニングコストをかけたくない人（紙パック不要）
• 少しでも軽い掃除機が欲しい人（1.2kg）
• ライトやスタンドなどの機能は不要な人
• フィルター掃除の手間は苦にならない人

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EC-KR3 (紙パック) がおすすめな人｜「ゴミ捨ての楽さ」と「機能」を求める人

「ホコリが舞うゴミ捨てはもう嫌。とにかく手入れを楽にしたい」という人には、EC-KR3が最適です。

• 「紙パック式」で、清潔かつ簡単にゴミを捨てたい人
• 暗い場所も見やすい「どこでもライト」が欲しい人
• 「スタンド台」付きで、すっきりと収納したい人
• ランニングコスト（紙パック代）よりも、快適さを優先する人

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Q＆A よくある質問

「紙パック代はいくらかかる？」「吸引力は違うの？」といった、購入前に気になる疑問。

多くの人が迷うポイントを、Q&A形式でまとめました。

まとめ｜EC-FR11とEC-KR3の違い

シャープの軽量コードレス掃除機、EC-FR11とEC-KR3を徹底比較しました。

「軽くて使いやすい」点は共通ですが、ゴミ捨ての手間とコストに明確な差があります。

最後にもう一度、選び方のポイントをまとめます。

▼ EC-FR11 (サイクロン) を選ぶべき人

• 紙パック代（ランニングコスト）をかけたくない人
• 1.2kgの軽さを最優先したい人
• ゴミ捨てやフィルター掃除の手間は苦にならない人
• とにかく予算を抑えて、国内メーカーの軽量モデルを手に入れたい人

▼ EC-KR3 (紙パック) を選ぶべき人

• 「ゴミ捨てのストレス」から解放されたい人
• 「どこでもライト」や「スタンド台」などの便利機能が欲しい人
• ホコリが舞うのが苦手で、清潔さを重視する人
• 年間2,000円程度の維持費なら、快適さのために払える人

コスト重視ならEC-FR11。

快適さ重視ならEC-KR3がおすすめです。

どちらを選んでも、軽量ボディで掃除が楽になることは間違いありません。

「ゴミ捨て」をどうしたいかだけで決めれば、きっと満足できますよ。

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