「エアコンの設置は難しいけど、扇風機では物足りない…」
アイリスオーヤマのポータブルクーラー(冷風機)IPP-2225Uは、「クーラー並みに涼しい」と評判で、エアコンが置けない部屋の悩みを解決するための一台です。
結論から言うと、部屋全体を冷やすエアコンの完全な代わりにはなりません。
しかし、涼みたい場所をピンポイントで冷やす「スポットクーラー」としてなら、扇風機とは比べ物にならない、パワフルな涼しさを実感できます。
購入前に知っておきたい注意点から、本当の魅力まで、家電のプロがあなたの疑問に答えます。

元家電量販店店長の私が、あなたの疑問にお答えします。
▼読みたいところに飛べます▼
- 購入前に知るべき注意点|アイリスオーヤマ冷風機のデメリット
- 工事不要でクーラー並みに涼しい|アイリスオーヤマ冷風機が選ばれる理由
- 涼しさを最大化する使い方|アイリスオーヤマ冷風機 窓パネルの設置方法
- 【結論】クーラー並みに涼しいアイリスオーヤマ冷風機はこんな人におすすめ
- Q&A よくある質問
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購入前に知りたい3つの注意点|アイリスオーヤマ冷風機のデメリット


アイリスオーヤマの冷風機はエアコンが置けない部屋の悩みを解決する心強い一台ですが、購入前に知っておきたい注意点も、正直に言うといくつかあります。
後悔しないために、ネガティブな情報もしっかり確認しておきましょう。
▼この章でわかること|気になる項目へジャンプ!▼
運転音が大きい


まず、正直にお伝えしなければならない「運転音」の問題。
扇風機とは比べ物にならない涼しさですが、パワフルな代わりに運転音はどうしても大きめです。
室内でエアコンの心臓部であるコンプレッサーが動くため、室外機に近い「ブーン」という低い音が響きます。
どれくらいの音?
運転音の目安は、約50dB~60dBほどで、「普通の会話」や「走行中の乗用車内」と同じくらいの音量です。
パワフルな分、音が出るのは仕方ないですが、少しでも静かにしたいのが本音ですよね。
騒音レベル (dB) | 騒音の目安 |
---|---|
20dB | 木の葉が触れ合う音、ほぼ無音 |
30dB | 深夜の郊外、ささやき声 |
40dB | 図書館、静かな住宅地 |
50dB | 静かなオフィス、エアコンの室内機 |
60dB | 普通の会話、洗濯機の運転音 |
70dB | 掃除機、テレビの大音量 |
80dB以上 | 電車の車内、大声の会話 |
▼音を抑える対策
完全に無音にはできませんが、音を和らげる工夫がこちら。
- 防振マットを敷く
本体の下に防振ゴムやマットを敷けば、床への振動も抑えられ、響く音の軽減になります - 設置場所の工夫
壁から少し離して置くと、音が反響しにくくなります



パワフルな涼しさと運転音は、どうしてもセットです。
あなたが使いたい場所や時間帯で運転音が許容できるかどうかが、購入後の満足度を左右する大切なポイント。
部屋全体は涼しくならない


「クーラー」と聞くと、部屋全体がキンキンに冷えるイメージがありませんか。
しかし、ポータブルクーラー(冷風機)は、特定の場所を集中的に冷やすのが得意な家電です。
なぜ部屋全体は涼しくならない?
理由は、本体の背面から温かい風(排熱)が出てしまう構造だから。
冷たい風を前に出すと同時に、機械の熱を温風として後ろに放出する仕組みです。
付属のダクトで排熱をきちんと外に逃がさないと、冷風と温風が部屋の中で混ざり合い、室温はほとんど下がりません。むしろ、かえって部屋の温度が上がってしまう場合さえあります。



えっ、じゃあエアコンの代わりにはならないってこと…?



おっしゃるとおり、部屋全体を冷やすパワーは、正直エアコンにはかないません。ですが、汗だくになるキッチンなど、「自分の周りだけをすぐに涼しくしたい!」という場面では、大活躍します。
「自分専用の涼しい場所をつくるもの」と知っておけば、購入してから「こんなはずじゃなかった」と後悔することもないでしょう。
実は電気代がエアコンより高い


手軽に設置できるポータブルクーラー(冷風機)ですが、意外なことに電気代は一般的なエアコンよりも高くなります。
アイリスオーヤマのIPP-2225Uの消費電力は、約650W(50Hz)。
1時間あたりの電気代に換算すると、約20.2円です。(※電力料金目安単価31円/kWhで計算)
最近の省エネタイプのエアコン(6畳用など)は、1時間あたり15円~17円程度のものも多く、長時間使うと電気代の差は大きくなります。



エアコンは一度部屋が冷えると消費電力を抑える賢い運転をしますが、ポータブルクーラー(冷風機)は一定のパワーで動き続けるため、どうしても消費電力が大きくなります。
「じゃあ、やっぱりエアコンのほうがいいのかな…」と思いますよね。
しかし、エアコンの設置にかかる数万円の工事費用や、取り付けられない部屋で暑さを我慢するストレスを考えてみてください。
工事不要ですぐに涼しい環境が手に入る分、電気代は手軽さのためのコストと割り切るのが良さそうです。
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工事不要でクーラー並みに涼しい|アイリスオーヤマ冷風機が選ばれる理由


購入前に知っておきたい注意点がある一方で、クーラー並みに涼しいアイリスオーヤマのポータブルクーラー(冷風機)には、選ばれるだけの確かな魅力がたくさんあります。
「エアコンが設置できない…」
「扇風機や、ただの冷風扇では物足りない!」
エアコン設置の悩みや、扇風機への不満を解決してくれる、具体的な理由をくわしく解説します。
▼この章でわかること|気になる項目へジャンプ!▼
エアコンが置けない場所でも使える設置の手軽さ


最大の特長はなんといっても「工事が一切不要」なので、届いた日からすぐに涼しい環境が手に入ります。
とくに、以下のような場所でおすすめ
- 賃貸物件で壁に穴を開けられない部屋
エアコンの設置を諦めていた人も、ポータブルクーラー(冷風機)なら大丈夫 - 室外機を置くスペースがない部屋
ベランダがない、狭いといった問題もクリアします - 一時的に使いたい場所
キッチンやガレージ、脱衣所など、短時間だけ涼しくしたい場所に手軽に移動して使えます(※キャスター付きで移動もラクラクです!)



私もお店にいた頃、「エアコンを付けたくても付けられない」というお客様の悩みを本当にたくさん聞いてきました。エアコン設置でお困りの人にとって、ポータブルクーラー(冷風機)は本当に頼りになる一台です。
数万円かかるエアコンの設置工事が不要な点も、大きな魅力です。
扇風機とは別格!本当に涼しいパワフルな冷風


「冷風機」と聞くと、「気化熱を利用した、すこしヒンヤリする風」をイメージするかもしれません。
しかし、アイリスオーヤマのポータブルクーラー(冷風機)の冷風機は、根本的に仕組みが違います。
なぜクーラー並みに涼しい?
理由はアイリスオーヤマのポータブルクーラー(冷風機)が、エアコンと同じ「コンプレッサー」を搭載しているからです。
冷媒ガスを使って熱を奪い、本格的な冷たい風を作り出します。
周りの空気を送るだけの扇風機や、湿度を上げてしまう冷風扇とは、出てくる風の冷たさが段違いです。



室温とは違う本格的な冷たい風が直接あたるので、火照った体も一気にクールダウン。「自分専用のクーラー」を手に入れたような感覚です。
除湿や送風も!1台3役で一年中使える便利さ


アイリスオーヤマのポータブルクーラー(冷風機)は、ただ涼しいだけではありません。
実は「除湿」モードと「送風(換気)」モードも搭載されており、1台で3役をこなします。
除湿機として
梅雨のジメジメした季節には、パワフルな除湿機として、部屋干しの洗濯物を乾かせます。


サーキュレーターとして
サーキュレーター代わりになる送風モードは、エアコンと併用して部屋全体の温度ムラをなくし、省エネにつながります。



夏場の冷房器具としてだけでなく、一年を通してさまざまなシーンで使えると考えれば、とてもコストパフォーマンスの高い一台です。
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涼しさを最大化する使い方|窓パネルの設置方法


アイリスオーヤマのクーラー並みに涼しい冷風機の性能を最大限に引き出すには、排熱をいかに効率よく外に逃がすかが最も重要です。
効率よく排熱するには、付属の「窓パネル」の設置が不可欠。
「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんが、工具も不要で、誰でも簡単に取り付けられます。
窓パネルの設置手順
まず、窓パネル本体に、雨除けカバーとシャッターを取り付けます。
排気ダクトの両端に、本体側と窓パネル側の接続口(ダクトエンド)を回して取り付けます。
設置したい窓のサッシに窓パネルをはめ込み、高さを合わせて突っ張らせて固定します。
窓パネルに窓をぴったり寄せて閉めます。付属のシールを使って、窓とパネルの間にできるスキマをしっかり塞ぎましょう。熱の侵入を防ぐ、とても重要なポイントです。
本体の排気口と、窓パネルの穴に、準備しておいた排熱ダクトの両端をカチッとはめ込みます。
防犯のため、付属の補助鍵を手前の窓に取り付ければ完成です。



とくに4番目の「スキマを塞ぐ」作業を丁寧に行うだけで、冷却効率が格段にアップします。外の熱い空気が入ってこないように、しっかりガードしましょう。
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【結論】クーラー並みに涼しいポータブルクーラーはこんな人におすすめ


アイリスオーヤマのクーラー並みに涼しい冷風機が、どんな人にピッタリなのか。
とくにおすすめしたい人
- エアコンを設置できない部屋で困っている人
賃貸で壁に穴を開けられないなど、設置の悩みを解決 - すぐに涼しくなりたい人
届いた日からすぐに体感できる、パワフルな冷風 - キッチンやガレージなど、特定の場所だけを冷やしたい人
部屋全体ではなく「自分だけ」を効率よく冷やしたい場合に最適 - エアコンの工事費を節約したい人
数万円かかる設置工事が不要な点も大きな魅力
購入を慎重に考えたい人
- 部屋全体をしっかり冷やしたい人
あくまでスポット的な冷却を求める人向けで、部屋全体の冷却には不向き - 静かな環境で使いたい人
寝室など、運転音が気になる静かな環境での使用は注意が必要 - 電気代をとにかく安く抑えたい人
長時間の使用で、エアコンより電気代が高くなる可能性がある



ご自身のライフスタイルや、解決したい悩みにポータブルクーラーが合っていると感じたなら、きっと購入後の満足度は高いはず。「暑さを我慢する」ストレスから解放されるのは、嬉しいポイントです。
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Q&A よくある質問


最後に、アイリスオーヤマのポータブルクーラー(冷風機)について、お客様からよくいただく質問にお答えします。
冷風扇とは何が違うの?
根本的に冷却の仕組みが違います。冷風扇は「水の気化熱」で風を少し冷やすだけですが、ポータブルクーラー(冷風機)はエアコンと同じ「コンプレッサー」で本格的な冷風を作り出します。涼しさのレベルが全く違います。
排水は必要ですか?
冷風モードや除湿モードでは、本体内部に水が溜まります。しかし、このモデルは溜まった水を排熱と一緒に蒸発させて外に出す「ノンドレン方式」を採用。そのため、基本的には面倒な排水作業は不要です。
※ただし、湿度が高い環境で長時間使うと水が溜まり、排水が必要になる場合もあります。
窓パネルが取り付けられない窓でも使えますか?
付属の窓パネルが設置できない特殊な窓の場合、使用は難しいです。排熱を外に逃がせないと、冷却効果がほとんど得られません。購入前に、ご自宅の窓に設置可能か、サイズなどをしっかり確認することをおすすめします。
お手入れは大変ですか?
フィルターのお手入れが中心で、とても簡単です。本体の背面にあるフィルターを取り外し、付着したホコリを掃除機で吸い取るだけ。月に1~2回程度のお手入れで、性能を維持できます。本体の汚れは、柔らかい布で拭き取ってください。
電源はどこから取ればいいですか?
消費電力が大きいので、延長コードは使わずに、必ず壁のコンセントから直接電源を取るようにしてください。他の機器とタコ足配線で使うと、熱を持って火災の原因になる可能性があり危険です。
まとめ|アイリスオーヤマのクーラー並みに涼しい冷風機


アイリスオーヤマのクーラー並みに涼しい冷風機について、その実力がお分かりいただけたでしょうか。
部屋全体を冷やすエアコンとは違うものの、「エアコンが設置できない」「扇風機では物足りない」といった、多くの人が抱える夏の悩みにピンポイントで応えてくれます。
【アイリスオーヤマ IPP-2225Uのポイント】
- 工事不要で、エアコンが置けない場所でもすぐに使える
- コンプレッサー搭載で、クーラー並みにパワフルな冷風
- 排熱を伴うため、部屋全体を冷やすのは苦手
- 運転音や電気代は、一般的なエアコンより大きい
- 除湿・送風機能も備えた1台3役の便利さ
「自分の使い方に合っている!」と納得できれば、アイリスオーヤマのポータブルクーラーがあなたの夏を劇的に快適にします。
諦めていたあの場所で、涼しい夏を過ごしませんか。
\ 工事不要で、すぐに涼しい!/

